スリップノットは自身のコンサートで楽しんでいる高齢の女性の映像がオンラインで話題となっている。
9月6日にニュージャージー州のPNCバンク・アーツ・センターで行われたスリップノットの公演で高齢の女性は“Spit It Out”に合わせて手を叩き、笑顔を見せている。
話題となっている映像はこちらから。
映像で女性は1人だけ席に座っているものの、バンドから目を離さずにライヴを見つめている。
YouTubeのコメント欄ではある人物が次のように述べている。「この親愛なる女性に神の御加護を。自分はこういうライヴに行ったことがなくて、入っていくには年寄りすぎるとちょっと思っていたんだ。その調子だ」
別のファンは次のように述べている。「この女性は素晴らしいよ。彼女と思いっきり楽しみたいね」
スリップノットのクラウンことショーン・クラハンは現在のバンドの精力的な活動について言及して、バンドとして「これまでで最高の時期を過ごしている」と語っている。
2019年はこれまでのところスリップノットにとって目まぐるしい1年となっており、先月にリリースした最新作『ウィ・アー・ノット・ユア・カインド』で18年ぶりに全英アルバム・チャートの首位を獲得しているほか、現在はバンド史上最大規模のヘッドライン・ツアーを行っている。
「今はスリップノットとして最高の時期を過ごしているよ」とショーン・クラハンは『ケラング!』誌に語っている。「俺たちは長い間、懸命に取り組んできたんだ。立ち止まって成功を享受したり、周りで起きていることを楽しんだりすることもなくね。歳を重ねるに連れて、自分たちの特質というものが形成されていくんだと思うけど、俺たちはもうかなり歳を取ったからね。もう20年やっているわけでさ。あらゆるハードワークも、流してきた血も、人々を失ったことも、そのすべてが俺たちを強くしてくれている。周りで起きていることをきちんと理解したいとも思わないね」
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