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サム・スミスが「今まで書いた曲で最も悲しい曲」で「最もラジオ向きじゃない曲」とする新曲を公開している。

新曲“Drowning Shadows”は、11月13日にリリースされるファースト・アルバム『イン・ザ・ロンリー・アワー』のプレミアム・エディションに収録される。

「Beats 1」のゼイン・ロウの番組に対してサム・スミスは、この曲がヒット曲“Stay With Me”より前からあったものの、今回のリイシューのために再レコーディングしたことを語っている。

「ずっと好きな曲だったんだ。でも、前に違うバージョンでやった時はプロダクションで思い通りにいかなかったんだ」と彼は語っている。「なんかうまくいかなかったんだよね。それで、再発のことを考えてる時にあの曲のことを思いついて、ピアノと共にやってみたんだ」

サム・スミスは、直接的にも比喩的にもスタジオからタクシーで帰る際の交差点がモチーフとしてあったという。「一方の道はよく行くゲイ・クラブに通じていて、もう一方は家まで通じていてね。アルバムを書いてる時は時々、すごく孤独で悲しい境遇でね。文字通り、僕は選ばなければならなかった。『何もせずに家に帰るか、 なにかを求めて繰り出すか』という歌詞なんだ」

新曲“Drowning Shadows”はこちらから。

サム・スミスは自身の「憂鬱」という世間の評価について『NME』に次のように語っている。「素晴らしい人生を送ってきたんだけどね。でも、ちょっとした悲しげな部分が生まれつきあるんだよ。そういことに惹かれてきたんだよね。悲しい映画にしろ音楽にしろ。悲しい時ってさ、幸せな時よりもすべてのことを大きく感じるんだよ」

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