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スリップノットのクラウンことショーン・クラハンは現在のバンドの精力的な活動について言及して、バンドとして「これまでで最高の時期を過ごしている」と語っている。

2019年はこれまでのところスリップノットにとって目まぐるしい1年となっており、先月にリリースした最新作『ウィ・アー・ノット・ユア・カインド』で18年ぶりに全英アルバム・チャートの首位を獲得しているほか、現在はバンド史上最大規模のヘッドライン・ツアーを行っている。

バンドのパーカッショニストであるショーン・クラハンは今回、今はスリップノットとしてこれまでで最高の時期を過ごすことができていると語っている。スリップノットはこれまでの20年のキャリアを通して、ベーシストであるポール・グレイの死やドラマーのジョーイ・ジョーディソンの脱退などを経験しているほか、今年3月にはパーカッショニストだったクリス・フェーンがバンドに訴訟を起こした上で脱退して、その代役としていまだ正体の明かされていない新メンバーが加入している。

「今はスリップノットとして最高の時期を過ごしているよ」とショーン・クラハンは『ケラング!』誌に語っている。「俺たちは長い間、懸命に取り組んできたんだ。立ち止まって成功を享受したり、周りで起きていることを楽しんだりすることもなくね。歳を重ねるに連れて、自分たちの特質というものが形成されていくんだと思うけど、俺たちはもうかなり歳を取ったからね。もう20年やっているわけでさ。あらゆるハードワークも、流してきた血も、人々を失ったことも、そのすべてが俺たちを強くしてくれている。周りで起きていることをきちんと理解したいとも思わないね」

「今はスリップノットとして素晴らしい時間を過ごせているし、それはスリップノットの周囲でもそうなんだ。スリップノットを観たり経験したりするには、今が最高の時期じゃないかな。今はあらゆることに対して、自分たちの持っているポテンシャルをフルで発揮できているような気がしていてね。マネージメントも、ブッキング・エージェントも、弁護士も、レーベルも、ファンも、そして俺たち自身も……全員がスリップノットを最大限に引き出して、ヴィジョンを実現させようとしているんだ。今、起きているのはそういうことなんだよ」

ショーン・クラハンは次のように続けている。「今までで一番楽しい時間を過ごせているよ。こんなことを言ったら嘘を言っていることになるかもしれないけど、大人になったような気がしていないんだ。自分たちが何と向き合いたくないのかを理解するための方法を見つけられたような気がしていてね。おかげで、みんな苦労せずに済んでいるんだ」

しかしながら、ショーン・クラハンにとって2019年は必ずしも順風満帆だったわけではなく、5月には娘のガブリエル・クラハンを22歳で亡くしている。

また、ショーン・クラハンは先日、数年以内に『オール・ホープ・イズ・ゴーン』期に収録した11曲の未公開音源をリリースする計画があることを明かしており、フロントマンのコリィ・テイラーはこれらの音源について「レディオヘッドのようなヴァイブ」があると語っている。

一方、スリップノットのドラマーであるジェイ・ワインバーグは先日、かつて1人のファンとして父親に連れられてバンドの楽屋を訪れた時に撮影された写真を10年ぶりに再現している。ジェイ・ワインバーグはその後、自身がスリップノットに加入したことを父親に伝えた際、彼が「チビるくらい」驚いていたことを明かしている。

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