先週末、ハロウィーンにカリフォルニアで開催された2つのダンス・ミュージックのイベントで、約500人の逮捕者が出たことが明らかになっている。
ポモナで行われたハード・デイ・オブ・ザ・デッド・フェスティバルや、サンバーナーディーノで行われたエスケープ:サイコ・サーカスなど、ハロウィーンにはたくさんのイベントが開催されていた。
『ロサンゼルス・タイムズ』紙が報じたところによると、ハード・デイ・オブ・ザ・デッド・フェスティバルでは310人が、そしてエスケープでは180人が逮捕され、逮捕者は合計で490人にのぼったという。
警察当局は、逮捕容疑は公共の場での飲酒や薬物の所持の他、偽造IDの所持など多岐にわたると発表している。
サンバーナーディーノ警察のリチャード・ロウヘッド警部補は、『ロサンゼルス・タイムズ』紙の取材に対して「大抵の場面では、大変協力的で、親切な礼儀正しい観客ばかりでした」と語っている。
ハード・デイではスクリレックスとデッドマウス、ホット・チップがヘッドライナーを務め、エスケープにはマーティン・ギャリックスが出演した。
今年8月には、ロサンゼルスの行政関係者が、最近のダンス・フェスティバルにおいて薬物関連の死者が発生している事態を受け、カリフォルニア州が所有する土地でのダンス・ミュージック・フェスティバルの開催の禁止を検討していると報じられている。
ロサンゼルス郡の監督委員会は協議の場を開いており、委員のヒルダ・ソリスは次のように語っている。「この件に取り組むにあたり、参加者全員にとって安全な環境を作って行くため、そして違法な薬物に対する断固とした措置を行うためには、より多くの方策を検討する必要があると思っています」
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