GETTY

Photo: GETTY

ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるロニー・ウッドは10月にチャック・ベリーのトリビュート・アルバムをリリースすることが発表されている。

ザ・ローリング・ストーンズはチャック・ベリーから多大な影響を受けていることで知られており、彼らは1963年にデビュー・シングルとしてチャック・ベリーの“Come On”のカヴァーをリリースしている。

ザ・ローリング・ストーンズには1975年に加入しているロニー・ウッドもまた、チャック・ベリーの長年のファンであることで知られており、今回『マッド・ラッド』と題されたチャック・ベリーのトリビュート・アルバムを10月にリリースすることが発表されている。

チャック・ベリーが1960年にリリースしたアルバム『ロッキン・アット・ザ・ホップス』に収録された“Mad Lad”からタイトルが付けられた本作は、現在72歳のロニー・ウッドにとって、2010年に『アイ・フィール・ライク・プレイング』をリリースして以来、9年ぶりのソロ・アルバムとなっており、本作にはイメルダ・メイもヴォーカルで参加している。

ロニー・ウッドは衛星ラジオ局「シリウスXM」に来たるソロ・アルバムについて次のように語っている。「ほとんどの曲で僕が歌っているんだ。それからイメルダ・メイという名前の僕の友人も何曲か歌っている」

「『マッド・ラッド』は元々、チャック・ベリーのインストゥルメンタル楽曲の名前なんだ。アルバムにはチャック・ベリーに捧げた曲も入っているよ……それから、“Mad Lad”もね。素晴らしいインストゥルメンタルの楽曲で、僕のすべてを表しているような曲なんだ」

チャック・ベリーは2017年3月に自然死で亡くなっている。享年90歳だった。ザ・ローリング・ストーンズはかつてチャック・ベリーと共にツアーを行ったことでも知られている。

ザ・ローリング・ストーンズは当時、チャック・ベリーの訃報を受けてソーシャル・メディアで次のように述べている。「ザ・ローリング・ストーンズはチャック・ベリーの訃報を聞いて深く悲しんでいます。彼はロックンロールの真の先駆者であり、巨大な影響を与えたのです」

「チャックは素晴らしいギタリスト、シンガー、パフォーマーであっただけでなく、最も重要なのはソングライターとしても優れた職人だったということです。彼の楽曲は永遠に生き続けるでしょう」

一方、ザ・ローリング・ストーンズは現地時間8月30日、マイアミのハード・ロック・スタジアムで行った公演で長きにわたったヨーロッパと北米を回る「ノー・フィルター」ツアーを締めくくっている。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ