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テイラー・スウィフトは自身の政治的な発言に寄せられる批判のことは気にしていないとして、自分の考えを話すことこそが正しいことだと信じていると語っている。

テイラー・スウィフトは昨年、自身の政治姿勢についての沈黙を破って中間選挙で民主党の2人の候補を支持することを表明しているほか、先月開催されたMTVビデオ・ミュージック・アウォーズの授賞式では性的嗜好や性自認に基づく差別を禁止する平等法の成立を求める署名に対応するようホワイト・ハウスに呼びかけている。

今回、テイラー・スウィフトはBBCラジオ1の番組「ライヴ・ラウンジ」に出演して、自身の政治的な発言に批判が寄せられることは気にしていないと語っている。

テイラー・スウィフトは次のように語っている。「批判は心配していなかったわ。特定の時点における自分にとっての分別について話したまでだから。今のアメリカはこの国の政治史上で最も切迫した時期にあると思う。分かるでしょ、自分の思想や感情、信条を正直に話すことを躊躇ってなんかいられない時期があるの。世の中に発信して、ログオフすればいいのよ」

テイラー・スウィフトはここ数年の間に様々な出来事を経験してきており、2017年には痴漢行為をはたらいたラジオDJを相手取って裁判を起こしているほか、2016年にはカニエ・ウェストが彼の楽曲“Famous”で自身の名前に言及したことをめぐって、彼やキム・カーダシアンと一連の論争を繰り広げている。

テイラー・スウィフトはこれらの出来事を経験したことでより自分の意志を明示できるようになったとして次のように語っている。「人生の中で経験してきたことがその人の政治的な意見を形作っていくものだと思うし、それについて話そうとする意志を作り上げていくものだと思うの」とテイラー・スウィフトは続けている。

「この数年の間に、私はたくさんのことを経験してきたわ……あらゆることを経験したことで、自分の経験を話すことだったり、それを世の中に伝えて何かのために立ち上がることがいかに重要かが分かったの」

「ライヴ・ラウンジ」に出演したテイラー・スウィフトはこの日、8月23日にリリースした最新作『ラヴァー』から4曲と、2012年発表の『レッド』から1曲、フィル・コリンズの2002年のアルバム『テスティファイ』に収録された“Can’t Stop Loving You”のカヴァーの計6曲をパフォーマンスしている。

テイラー・スウィフトは最新作『ラヴァー』が全米・全英アルバム・チャートで初登場1位を獲得したことが明らかになっている。

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