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メタリカはヨーロッパ・ツアー中に150万ドル以上(約1億6000万円)を寄付したと報じられている。

メタリカは8月25日に行われたドイツのマンハイム公演で「ワールドワイアード」ツアーのヨーロッパの日程を終えており、ツアーで回った各都市でチャリティー団体「オール・ウィズイン・マイ・ハンズ」を通じて寄付を行った総額が明らかになっている。

「ブラバーマウス」によれば、メタリカはヨーロッパ・ツアーの最後の公演地であるマンハイムでもドイツのホームレスの若者を支援する団体である「フリーゾーン・マンハイム」に対して6万3000ユーロ(約740万円)を小切手で寄付している。

「『ワールドワイアード』ヨーロッパ・ツアーに参加して、25公演において150万ユーロ以上を地元の慈善団体に寄付することを助けてくれたすべての人に本当に感謝しています」とメタリカは3人のフリーゾーン・マンハイムの代表とともに撮った写真と共にツイートしている。「そしてフリーゾーンへの寄付で締めくくることができたのは、メットインマンハイムに参加してくれたファンの皆さんのおかげです」

また「オール・ウィズイン・マイ・ハンズ」のツイッターアカウントは次のようにツイートしている。「『ワールドワイアード』ツアーが終了しました、メットインマンハイムに参加してくれたすべてのファンが今夜のメタリカのフリーゾーンへの寄付に貢献してくれたことになります。彼らが地元でホームレスの若者を支援するのを助けるために」

「オール・ウィズイン・マイ・ ハンズ」はメタリカによって2017年に設立された団体で、彼らはこれまでにも全米のフード・バンクへの支援や、職業訓練のための奨学制度の設立を初めとした様々な活動を行っている。

メタリカは今年6月に「ワールドワイアード」ツアーのマンチェスター公演を行った際にも「オール・ウィズイン・マイ・ ハンズ」を通じて地元の慈善団体に寄付を行っており、マンチェスターでホームレスの支援活動を行っている慈善団体「コーヒー・4・クレイグ」に4万ポンド(約545万円)を寄付している。

メタリカは昨年、カリフォルニア州を襲った大規模な山火事の救援活動を支援するため「オール・ウィズイン・マイ・ ハンズ」から10万ドル(約1100万円)を寄付している。メタリカは救援活動を行っていたノース・ヴァリー・コミュニティ・ファウンデーションとロサンゼルス消防局ファウンデーションの二つの団体に対して、それぞれ5万ドルずつを寄付している。

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