ビリー・アイリッシュは自身の写真を同意なしに加工して表紙にしたドイツ版『ナイロン』誌を批判している。
ドイツ版『ナイロン』誌は現地時間8月29日にビリー・アイリッシュの写真を加工して掲載した最新号の表紙をインスタグラムで公開している。しかしながら、ビリー・アイリッシュは表紙について自身の「同意」なしに写真が加工されているとして、同誌を批判するコメントをこの投稿に寄せている。
「何よこれ」とビリー・アイリッシュはこの投稿にコメントして、次のように続けている。「記事でも何でもいいけど、ナイロンの人たちからはこのことについて一切連絡を受けていないわ。こんなことが起きているなんて私は知らなかったし、私のチームの人たちも誰一人として知らなかった……言うまでもなく、私は制作過程に一切関わっていないわ」
ビリー・アイリッシュは続けて、17歳の自身を「シャツを着ていない」風に加工していることを批判した上で次のように綴っている。「ロボット・バージョンの私に見せたかったのかもしれないけど、いずれにせよ私は同意してないわ」
.@BillieEilish calls out NYLON Magazine for making a photoshopped image of her their official cover without permission from her:
“You’re gonna make a picture of me shirtless?! thats not real?? at 17? and make it the cover???? I did not consent in any way” pic.twitter.com/PHhDygYQQm
— Pop Crave (@PopCrave) August 29, 2019
ドイツ版『ナイロン』誌はその後、投稿のキャプションを編集する形でビリー・アイリッシュからのコメントに言及して次のように記している。「ビリー・アイリッシュを混乱させたり、彼女を侮辱するようなイメージを作る意図は決してありませんでした。デジタル時代における神童たちの影響力をテーマにした今号の一連の表紙の一つとして私たちがこのアバターを作成したのは、ビリーの影響力と作品を称えることだけが目的でした」
「3D加工がなされたこのアバターは、彼女の功績や、彼女が私たちを含む世界中の何百万人もの人々に与えてくれたポジティヴな影響を称えるために作られたものです」
先日、ビリー・アイリッシュは自身のファッションの考え方について女性蔑視な見方をすることについて批判している。
ビリー・アイリッシュはダボダボの服を着ていることで知られているが、あらためて自分の服の選び方は従来の女性的な服を着ている女性を批判しようとしているのではなく、単純に自分の好きなものを着ているだけだと明かしている。
「私の着ているものを応援してくれるコメントにも女性蔑視的な要素があったりするの」とビリー・アイリッシュは『V』誌に語っている。「『あなたが男のような格好をしてくれて嬉しいわ。他の女の子たちも男のような格好をするようになって、女を出すような格好をしなくなったのよ』ってね。私にはそう聞こえるわけで、そんなことにどれだけ賛同できないかということについては誇張できないくらいよ」
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.