Andy Hughes / NME

Photo: Andy Hughes / NME

ルーマニアの首都であるブカレストのナイトクラブで、火災により27名が亡くなったと報じられている。

火災は10月30日にパイロの演出によってコレクティヴ・クラブで起こったとのことで、180名が負傷したという。当日は若い音楽ファンで会場は賑わっており、医療スタッフはそのほとんどがティーンエイジャーだと見ている。

会場は地元のメタル・バンド、グッバイ・トゥ・グラヴィティがアルバム発売を記念したフリー・ライヴを行っており、400人ほどが集まっていたという。バンド・メンバーのレミ・ブラックは、『テレグラフ』紙に対して、2本の柱が火に包まれ、部屋を煙で満たすことになったという。

「それから屋内の木製のものに火がついて、全部がすごいスピードで焼けていったんだ」と彼は語っている。「比較的小さなドアしか外に出る手段がなかったことも状況を悪化させたんだよ」

目撃者はロイターに対して、ステージの周りに火の仕掛けが施されており、それが天井に燃え移って、火災の原因になったと語っている。報道によれば、観客は炎も演出の一部だと思ったとのことで、それも避難の失敗に繋がったという。

最初の報道では、クラブには出入口が一つしかなかったとのことだが、それも塞がってしまったという。「最初の5秒で天井全体が燃えて、次の3秒で一つのドアへと駆け出したの」と女性の目撃者はテレビ局の「アンテナ3」に語っている。

別の女性はこの事故に対して主催者を非難しており、「みんな気絶したの。煙のせいで失神したのよ。完全な混乱状態で、みんなお互いを踏みつけていたわ。緊急事態に対する団体などが入っていれば、避けられた悲劇だったのよ」と語っている。

また、目撃者は地元ルーマニアの報道機関に逃げるために二つ目のドアを壊さなければならなかったともしている。

ブカレストの医療スタッフの元には負傷者が殺到したとのことで、内務省の非常事態対応の責任者であるラエド・アラファトは、犠牲者は街の10の病院で受け入れられたという。「状況は徐々に安定してきています。多くの人々の火傷を負い、煙の中毒症状となり、人々は押し潰されました」と彼は語っている。

グッバイ・トゥ・グラヴィティのメンバー2名も、その火災で予断を許さない状態にあるという。

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