GETTY

Photo: GETTY

スリップノットのクラウンことショーン・クラハンは先週、2008年のアルバム『オール・ホープ・イズ・ゴーン』と同時期に収録した未公開音源をリリースする計画があることを明かしていたが、今回、コリィ・テイラーはリリースする作品のさらなる詳細を明らかにしている。

ウェブ・メディア「トーン・デフ」によると、衛星ラジオ局「シリウスXM」とのインタヴューの中で、コリィ・テイラーは『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』と名付けられたアルバム相当の未発表音源の経緯について次のように説明している。「俺たちは基本的に2つの別のスタジオで物事を進めていたんだ。片方のグループでレコーディングしていたものが最終的に『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』になって、それからバンドの大半で『オール・ホープ・イズ・ゴーン』を制作したんだよ」

コリィ・テイラーは「あの世界をまとめようと懸命に取り組んでいてね……両方から曲を取り出してそれらを編集するところまでやったんだ。アレンジやシークエンシングだったりね」と続けている。「バンドにあった感情的な軋轢、そこに起こっていた混乱のせいで——誰もその仕事をやりたくなかったんだ」

未発表音源のサウンドについて「実験的でサイケデリック」と語ったクラウンに同意しながら、コリィ・テイラーは次のように語っている。「ものすごくヴァイブがあって、ものすごくメロディックなんだ。マジでいいよ。説明するのが難しいな」

「それらの曲には何かがあるんだ」とコリィ・テイラーは語っている。「すごくマジで、エネルギッシュで、アーティスティックなんだ。スリップノットがいつも鳴らしているような音に慣れている人には違って聞こえるんじゃないかな。もっとロックのヴァイブなんだよ。正直言って、レディオヘッドのようなヴァイブなんだ。正直なところね」

「みんなに聴いてもらいたいよ。これまで書いたり歌ったりした曲の中でもベストに入るんだ。みんなも分かってくれると思うんだ」とコリィ・テイラーは語りながら、18年ぶりに全英1位を獲得したスリップノットが最新作『ウィ・アー・ノット・ユア・カインド』の特にメロディックな部分と似ていることを明らかにしている。

コリィ・テイラーはまた「シリウスXM」に2021年頃のリリースを目指してソロ・アルバムに取り込んでいることも語っている。「みんながそれを催促し続けるんだ。いつやるつもりなのかって俺に訊いてね」とコリィ・テイラーは説明している。「訊かれれば訊かれるほど、それについて考えるようになってね。『そうだな。今やらないと一生やらないことになるかもしれない』ってね」

ドキュメンタリー『ザ・ビートルズ: Let It Be』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ