ザ・1975は来たるニュー・アルバム『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム(原題)』より新曲“People”のミュージック・ビデオが公開されている。
ザ・1975は2020年2月21日に通算4作目となるニュー・アルバム『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム』をリリースすることが決定しており、“People”は同作より先月に公開された“The 1975”に続く新曲となっている。
“People”はソーシャル・メディアでの一連の予告を経て日本時間8月23日午前3時30分にBBCラジオ1のアニー・マックの番組で初公開されている。
“People”のミュージック・ビデオはこちらから。
“People”はザ・1975にとってこれまでで最もヘヴィーで攻撃的な楽曲となっており、フロントマンのマット・ヒーリーは同曲でストリーミング・カルチャーを批判している(「悍ましいよ、ベッドでくだらないものを観るのは終わりにしよう/we are appalling and we need to stop just watching shit in bed」)ほか、急速に進む気候変動について、2030年に1.5度の気温上昇が起きる可能性があるとする国連の報告に言及して次のように歌っている。「月曜日の朝だ、あと1000回しか迎えることはできない/“it’s Monday morning and we’ve only got a thousand of them left」
マット・ヒーリーは以前、『NME』によるインタヴューの中で同曲についてアラバマ州において中絶を全面的に禁止する法案が可決したことを受けて書いたものだと明かしている。「俺は頭にきているよ。俺は愛に満ちているし、ファンや家族、友人たちからたくさんの愛をもらってきたからね。本当に腹が立つよ」と当時、マット・ヒーリーは語っている。
一方、マットヒーリーは先日、現地時間8月14日にドバイのコカ・コーラ・アリーナで行った公演で、アラブ首長国連邦の反LGBTQ法に反して男性ファンにキスをしているところを収めた映像がオンラインで公開されている。
先日、ペール・ウェーヴスはマット・ヒーリーと新曲に取り組んでいることを明かしているほか、彼はチャーリーXCXと楽曲を制作したことも明らかになっている。
ザ・1975は今週末に行われるレディング&リーズ・フェスティバルでヘッドライナーを務めることが決定している。
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