デヴィッド・ボウイは1999年にアメリカのテレビ番組「VH1ストーリーテラーズ」に出演した際のライヴ音源がついにアナログ盤でリリースされるという。
デヴィッド・ボウイは1999年8月23日に「VH1ストーリーテラーズ」に出演して、全キャリアに及ぶ演奏されることが少なかった曲を中心にパフォーマンスを披露している。この日は“Can’t Help Thinking About Me”をリリースから33年を経て初めて演奏したほか、“Word On A Wing”を23年ぶりに披露している。
ライヴ・アルバム『VH1ストーリーテラーズ』は2009年にCDとDVDとして発売されているものの、今回、同作のアナログ盤が初めてリリースされることが決定している。アナログ盤にはこの日のライヴの全曲が収録されるほか、4曲のボーナストラックも収録される。アナログ盤は10月11日にリリースされる。
「VH1ストーリーテラーズ」の製作総指揮を務めたビル・フラナガンは、当時、始まってたった3年しか経過していなかった番組にデヴィッド・ボウイが出演してくれたことについての驚きを語っている。
「私たちは伝説的なミュージシャンを扱っていましたが、今なおデヴィッド・ボウイに出演してもらうことほど、すごいことはありません。ありふれた言い方になってしまいますが、光栄なことでした」
「デヴィッド・ボウイはロックンロールにおいて独自の地位を築いています。彼はその時代において最も影響を与えたミュージシャンの1人であるだけでなく、彼は完全に納得することしかやりませんでした」
一方、デヴィッド・ボウイの新たな伝記映画『スターダスト(原題)』から若き日のデヴィッド・ボウイに扮した主演のジョニー・フリンの初となる写真が公開されている。映画は、後のジギー・スターダストの形成に影響を与えることとなったという、デヴィッド・ボウイが初めて訪れた1971年のアメリカが舞台となっている。
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