リリー・アレンは昨年にリリースした最新作『ノー・シェイム』の不振のためにレコード会社から契約を切られたとする報道に反応を示している。
2018年6月にリリースされた『ノー・シェイム』は批評家から高い評価を集めており、同作は昨年のマーキュリー・プライズにもノミネートされている。
批評的な成功を収めた『ノー・シェイム』だが、『ザ・サン』紙はリリー・アレンについて同作のセールスが振るわなかったために所属するパーロフォンから新たな契約を提示されなかったと報じている。「最新作はほとんど売れず、シングルもチャート入りしませんでした」と情報筋は『ザ・サン』紙に語っている。「(新契約が提示されなかったことは)ある意味では必然的なことでした」
リリー・アレンはツイッターで『ザ・サン』紙の記事に反論して、報道が事実ではないことを示唆している。彼女は4つ星の評価がつけられている様々なメディアによる『ノー・シェイム』のレヴュー記事のスクリーンショットを投稿して、次のように述べている。「私が自分に落ち度がないほど素晴らしいとは思ってないわ。でも、『ノー・シェイム』はすごく素晴らしい作品よ」
リリー・アレンの投稿はこちらから。
I don't think The Sun shines out of my ass or anything, but No Shame was pretty good. pic.twitter.com/Tj81QRb6Of
— LILY ALLEN PRINCESS OF WHALES (@lilyallen) August 21, 2019
『NME』はリリー・アレンの投稿にもそのスクリーン・ショットが載せられている4つ星をつけたレヴューの中で、同作について「スマートで自己認識に満ちた、実にユニークな視点から描かれたこの上なく不完全なアルバム」と評している。
リリー・アレンは今年4月、『ノー・シェイム』に続くニュー・アルバムとして「コンセプト・アルバム」の制作に取り組んでいることを明かしている。「既にたくさんの曲を書いているわ。コンセプトに沿ったものになっていて、とても楽しみにしているの」とリリー・アレンは語っている。「すごくいいものになっていると思う。とてもクレヴァーなものになっているわ」
リリー・アレンは現在「2つのミュージカル」に取り組んでいることを明かして、来たるプロジェクトについて「本当に心が躍っている」と述べている。
「理由の一つとして、商業的に世の中ではたくさんのことが起きていると思っていてね。ほら、去年最も売れたアルバムは『グレイ テスト・ショーマン』のサウンドトラックだったわけで。そうよね? それから、アカデミー賞(で最優秀歌曲賞)を受賞したのは『アリー/スター誕生』とクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』だったでしょ? どういうわけかミュージック・ビデオは衰退してきているけど、ミュージカルは今も飛躍を続けているんじゃないかと私は思っているの」
リリー・アレンは先日、アダルト・グッズのプロデュースを手がけていることも明かしている。
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