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ムラ・マサはクレイロをフィーチャリングで迎えたニュー・シングル“I Don’t Think I Can Do This Again”が公開されている。

本名をアレキサンダー・クロッサンというムラ・マサは2017年にセルフ・タイトルのアルバムをリリースしている。

今回、ムラ・マサは新進気鋭のティーンエイジャーであるクレイロと組んで、次回作からの最初の楽曲を公開している。現地時間8月21日にBBCラジオ1のホッテスト・レコードと初公開された“I Don’t Think I Can Do This Again”は無力感やノスタルジアと共にカルチャー不信に触れた実験的トラックとなっている。

“I Don’t Think I Can Do This Again”のミュージック・ビデオはこちらから。

プレス・リリースでは次回作となるアルバムでもこうしたテーマはさらに掘り下げられることになると説明されており、“I Don’t Think I Can Do This Again”は彼のサウンドが「新たな方向性に乗り出した始まり」だとされている。

「パンクやニュー・ウェイヴが自分が聴いてきた音楽なんだけど、自分としては素晴らしい形で戻ってきたような感じなんだ。新しいサウンドをインディ・ミュージックで最も才能に溢れ、熱いシンガーソングライターの新人であるクレイロとお披露目できることに興奮しているよ。自分にとっては音楽においてこれが来年のモードなんだ。バンドの新しい形だよね」

アニー・マックのインタヴューを受けたムラ・マサは新曲に「ロックからの多くの影響」を受けているとし、アーティストとしての「新章」を示すものだと語っている。

ムラ・マサは今週末にレディング&リーズ・フェスティバルに出演することが決定している。ムラ・マサはレディングで8月24日にBBCラジオ1・ステージのヘッドライナーを務め、翌日、リーズ・フェスティバルに出演する。

一方、クレイロは今月デビュー・アルバム『イミュニティ』をリリースしている。同作について『NME』は次のように賛辞を寄せている。「キラリと光る素晴らしく偉大なこの道標は、このクリエイターが現在の若いミュージシャンでも最も知的で頭の切れる一人であり、多くのものを秘めていることを示している」

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