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エイフェックス・ツインはかつてロンドンで行った自身の公演にカイリー・ミノーグとマドンナが来たことがあると明かしている。

本名をリチャード・D・ジェームスというエイフェックス・ツインは音楽メディア「レジデント・アドバイザー」のインタヴューに応じてキャリアの初期について振り返っている。

エイフェックス・ツインはその中で、自身が1991年にコーンウォールで立ち上げたリフレックス・レコーズとしてロンドンのサウンドシャフトで行ったイベントにマドンナとカイリー・ミノーグが突然訪れたことがあると明かしている。

「そう、カイリーが一度来てくれたことがあるんだ。マドンナも一緒にね」とエイフェックス・ツインは振り返っている。「あの晩のハイライトは、僕のいい加減な友達がカイリーを口説こうとしていたということだね……面白かったし、最高にシュールだったよ」

同じインタヴューの中でエイフェックス・ツインはTB-303風のトラックを制作していた頃のの未公開音源を「滅びる前に」リリースする可能性を示唆している。

「(サイド・プロジェクトであるユニバーサル・インディケーターの)アルバムよりも原始的なサウンドに聴こえるかもしれないけど、同じエネルギーを共有しているんだ」とエイフェックス・ツインは語っている。「それからボウィジで撮影した初期のビデオも残っていて、(YouTubeに)アップロードしないといけないね」

エイフェックス・ツインは来月、レッドブル・ミュージック・フェスティバルの一環でロンドンのプリントワークスで一夜限りの公演を行うことが決定している。エイフェックス・ツインにとってロンドンのクラブで公演を行うのは2009年以来となり、ロンドンでの公演自体も2017年のフィールド・デイ以来となる。

エイフェックス・ツインは昨年9月に最新EP『コラプス』をリリースしている。『NME』は4つ星をつけたレヴューの中で同作について次のように評している。「マッド・ハッターの魔法の箱の中身をばら撒き、もう一度組み立て直したかのような本作の音楽はモーリーン叔母さんの60歳の誕生日パーティーに適した音楽ではないかもしれないが、映画『マッドマックス』に登場するような終末世界のパーティーにはまさにうってつけだろう。ジェイムスによる奇妙なファンクにこれまで惹かれたことのない人々の心は揺らせそうにないが、唯一無二の名作群に新たに加わる、素晴らしく歪んだ作品であることは間違いない」

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