エド・シーランは学生時代に現代音楽パフォーマンス・コースで作曲を含む全6科目で「不可」の評価を受けたことが明らかになっている。
エド・シーランは、イングランド南東部のサリー州ギルフォードにあるアカデミー・オブ・コンテンポラリー・ミュージックに通っていた時の成績表がイプスウィッチのクライストチャーチ・マンションで開催されている展覧会「エド・シーラン・メイド・イン・サフォーク」で展示されている。
エド・シーランは2009年にこの学校に在籍していたものの、自身の音楽活動に集中するため2010年に辞めており、それゆえにこのような評価を受けているという。
展覧会では2004年当時の学校の成績表も展示されており、エド・シーランが「生まれながらのパフォーマー」と表現されているのを見ることができる。
成績表には次のように記されている。「明らかにちょうど声変わりしつつあるものの、かなり高い音域の持ち主である」
この展覧会はエド・シーランの父親であるジョンが主催したもので、解説の中で息子が3か月で現代音楽パフォーマンス・コースに「幻滅した」と語っているほか、教師たちがエド・シーランに対してジャスト・ジャックのツアーに同行することを「拒否された」としている。
『ザ・サン』紙によれば、解説には次のように記されているという。「エドはギルフォードにあるアカデミー・オブ・コンテンポラリー・ミュージックに通い始めていました。たった3週間ですでにコースに幻滅し、ツアーに行くことを教師に許可してもらおうとしたものの彼らに拒否されたのです。そうしたらエドはたとえ学校を中退することになったとしても行くと決心したと電話で私たちに伝えてきました」
学校を辞めた後、エド・シーランはジャスト・ジャックとツアーを回っており、展覧会ではこの時使われた宣材素材のほか、数々の古い写真、ミュージック・ビデオで使われた小道具、アート作品なども展示されている。
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