デクラン・マッケンナはイギリスの武器貿易を批判する政治的楽曲となるニュー・シングル“British Bombs”でシーンに復帰を果たしている。
2016年のグラストンベリー・フェスティバルでエマージング・タレント賞を受賞したデクラン・マッケンナは2017年に当時18歳で絶賛を受けたデビュー・アルバム『ホワット・ドゥ・ユー・シンク・アバウト・ザ・カー?』をリリースしている。
今回、デクラン・マッケンナは引き続き政治的な追及によるニュー・シングルをリリースしており、政府による武器貿易を批判している。シングルの収益はチャリティ団体に寄付される。
新曲“British Bombs”はこちらから。
デクラン・マッケンナは新曲について次のように語っている。「“British Bombs”はイギリスの武器貿易と兵器の禁止条約に関する偽善について書いたものなんだ。よく考えるのは世界でのこの手のことってあまりに複雑で、戦争を引き起こさないとか、武器を所持・輸出しないとかってことにつながらないって言われるけどさ。僕としては純粋にメチャクチャだと思うんだ」
「母国から遠く離れた戦争に今なお関わっているというだけでなく、それって何も解決することはないし、最終的に過激主義を焚き付けているわけでさ。何が起こるのかよく分かった上で、他の国に武器を輸出しているんだ」
彼は次のように続けている。「どんな形にせよ、明確に戦争に抗議する曲を書きたかったんだ。暴力は暴力を生むだけだし、僕はこの世界があまりに複雑で平和的な先例を作れないなんて思わないけど、戦争にまつわるビジネスは続いているわけでね。それに恥を知れっていうのはまだまだ控えめな表現だと思うんだ」
デクラン・マッケンナはニュー・アルバムの詳細については明かしていないものの、ナッシュヴィルでアルバムの最後の作業を行っていることを明かしている。
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