ジャック・アントノフはプロデューサーとして参加したテイラー・スウィフトの新曲“Lover”の制作過程を振り返り、同曲について彼女が「すべて自分で書き上げた」楽曲であることを明かしている。
テイラー・スウィフトは現地時間8月16日に、”The Archer”や“You Need To Calm Down”、“Me!”に続いて来たる新作『ラヴァー』からの新曲“Lover”を公開している。テイラー・スウィフトは先日、通算7作目となる『ラヴァー』のトラックリストも公開している。
Lover? Friday, August 23.
Pre-add, pre-save, pre-order: https://t.co/AdsErGvGS1 pic.twitter.com/PbxN49rYEh
— Taylor Swift (@taylorswift13) August 16, 2019
プロデューサーとして『1989』や『レピュテーション』にも参加しているジャック・アントノフは今回、ツイッターへの一連の投稿で“Lover”の制作過程を振り返っている。ジャック・アントノフは同曲について、テイラー・スウィフトがサウンド・エンジニアと二人だけで「ニューヨークにあるエレクトリック・レディー(・スタジオ)で丸々」書き上げた曲であることを明かしている。
「テイラーがすべて自分で書き上げて、その後で僕に聴かせてくれたんだけどね。前の晩に書き上げたものを聴くには最高のシチュエーションだったよ」とジャック・アントノフはツイートしている。
lover the song out today. did this one entirely at electric lady in NYC. only laura sisk and taylor in the room. taylor wrote every stitch of this song and came in and played it for me – just a perfect moment to hear what she had done alone the night before
— jackantonoff (@jackantonoff) August 16, 2019
when someone brings in a song that speaks so much just on a piano it’s rare to imagine production around. but then we started playing with space echo reverb on a snare hit really hard with a brush ….
— jackantonoff (@jackantonoff) August 16, 2019
from there the “paul” bass happened and the washy piano. melotron in bride to sound like a dream sequence wedding. but the part i’m most proud of is her voice drowned in verb. cuts right through and sits all around you at the same time.
— jackantonoff (@jackantonoff) August 16, 2019
worked that night for about 6 hours and besides the mix all the tracks and takes are from then. live drum, bass, acoustic, 12 string, upright piano and melotron. all going through copycat and space echo. big mess until it’s not
— jackantonoff (@jackantonoff) August 16, 2019
ジャック・アントノフは続けて、一晩を通して6時間にわたって行われたという“Lover”のためのセッションについて次のように述べている。「ピアノだけでも十分に物語る楽曲を誰かが持ってきてくれた時に、そこにプロダクションをつけるなんてことは滅多に想像できないんだけどね」とジャック・アントノフは述べ、テープ・エコーを使ってドラムの音をリヴァーヴさせることを決めたと明かしている。
「それで、ポール(・マッカートニー)のベースのようなサウンドを入れて、ピアノの音を薄めたんだ。メロトロンのサウンドも入れて、夢みたいな結婚式のようなサウンドにしてみた。そんな中で、僕が最も誇りに思っているのは彼女の歌声をリヴァーヴさせたことでね。響き渡りながらも、同時に自分の近くに座っているような感じになったんだ」
テイラー・スウィフトは8月23日にニュー・アルバム『ラヴァー』をリリースすることが決定しているほか、その3日後となる現地時間8月26日にはMTVビデオ・ミュージック・アウォーズの授賞式で2015年以来となるパフォーマンスを行うことが発表されている。テイラー・スウィフトは今年のMTVビデオ・ミュージック・アウォーズで、アリアナ・グランデと並んで最多となる10部門にノミネートされている。
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