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ザ・1975は廃棄を削減するために古いバンドのマーチャンダイズを再利用した新たなTシャツを販売することを発表している。

先日、環境保護活動家であるグレタ・トゥーンベリが参加した新曲“The 1975”をリリースしているザ・1975は今回、バンドの過去のTシャツに来たるニュー・アルバム『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム(原題)』に関連したデザインを新たにプリントしたTシャツを販売することを発表している。

ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーは自身のインスタグラムで、過去のツアー日程や2013年にリリースしたセルフタイトルのデビュー作のデザインがプリントされたTシャツを再利用した新たなデザインのTシャツを公開している。

それぞれのTシャツは、元のデザインに重ねて新作に関連したネオンカラーのデザインがプリントされていたり、新作の頭文字である「NOACF」という文字が新たにプリントされているというものになっている。

マット・ヒーリーはキャプションで次のように述べている。「オーケー! ここで初めて発表するよ。今回は新しいTシャツを作らないことにしたんだ。持続不可能なものだからね。今はこういう取り組みに魅了されているんだよ。これらはすべて僕らが保管していた(ファースト・アルバムや初期のツアーの頃の)古いシャツで、それらを『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム』のシャツとしてもう一度プリントしてみたんだ」

ザ・1975はこれらのTシャツをマーチャンダイズとして販売するほか、今週末にヘッドライナーとして出演するレディング・アンド・リーズ・フェスティバルの会場にて、ファンが持参した好きなTシャツにも同じデザインをプリントする試みを行うことも発表している。

「それから、ザ・1975の昔のシャツだったり、好きなバンドのシャツを持ってきてくれれば、その場で同じデザインをプリントするよ」とマット・ヒーリーは記している。

フランク・カーターはザ・1975の取り組みに賛辞を寄せ、次のようにコメントしている。「天才的だよ。素晴らしいね。僕もロフトに行って、古いシャツを取り出してみることにするよ」

一方、マット・ヒーリーとザ・1975のマネージャーであるジェイミー・オーボーンは先日、バンドの新曲“The 1975”に参加している環境保護活動家であるグレタ・トゥーンベリについて、多くの大物アーティストから避けられていたと語っている。

『NME』は“The 1975”について次のように評している。「大胆で勇気ある楽曲であり、もしもザ・1975が他のアーティストに先駆けて時事的な出来事をこのような形に落とし込んでいなければ、シニカルだと批判されていたとしてもおかしくはない」

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