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レッド・クロスはかつてニルヴァーナの全盛期にコートニー・ラヴから彼らのサポート・アクトを務めることを禁止されていたと明かしている。

レッド・クロスはコートニー・ラヴからニルヴァーナの公演への出演を禁止されていたとして、コートニー・ラヴが太っていた時期に彼女をからかったと考えられていたことがその原因だったと語っている。カリフォルニア出身のバンドであるレッド・クロスは、ニルヴァーナが初期の頃に影響を受けたバンドの一組と見られている。

今回、ベーシストのスティーヴン・マクドナルドはニルヴァーナが全盛を極めていた90年代初期の頃を振り返り、マネージャーが同じだった自分たちをしても彼らのサポート・アクトを務めるのは困難だったと語っている。

「ニルヴァーナの前座を務められたことは一度もなかったんだ」とスティーヴン・マクドナルドは『ガーディアン』紙に語っている。「僕たちには同じマネージャーがついていたんだけどね。ニルヴァーナが世界で最も大きな存在だった頃の話をするとさ、『君のバンドと一緒にツアーを回ってもいいかい?』って訊いた時に、ダメだと言われたんだ。コートニー・ラヴから、太っていた時期に僕らから酷いことを言われたと聞いたっていう理由でね」

シンガーのジェフ・ジェフマクドナルドはコートニー・ラヴの主張を否定した上で次のように語っている。「コートニーにイタズラ電話をかけたりはしていたけど、それは太っていることについてじゃない。彼女が太っていたことすら知らなかったよ」

スティーヴン・マクドナルドは次のように続けている。「僕たちもコートニーがカート・コバーンと出会った時に気がついたんだ。『参ったな、あのコートニーが……これからは仲良くしないとな』ってね。彼女に復讐されたんだよ。ニルヴァーナのツアーから俺たちを出禁にしたんだ」

レッド・クロスは2012年発表の前作『リサーチング・ザ・ブルース』に続くニュー・アルバム『ビヨンド・ザ・ドア』を8月23日にリリースすることが決定している。

コートニー・ラヴは現時点でレッド・クロスの主張についてコメントしていない。先日、コートニー・ラヴは21世紀にキャリアをスタートさせていたらロック・バンドをやっていたかは分からないとして、次のように語っている。「今だったら、やれているかどうか分からないわ。ロック・バンドはそれに見合う対価を得られていないような気がするの」

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