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バウハウスの元フロントマンであるピーター・マーフィーは現地時間8月13日の夜に心臓発作を起こして、病院で治療を受けるためにニューヨークで予定されていた一連の公演の延期を余儀なくされている。
ピーター・マーフィーのパブリシストが発表した公式の声明によれば、ピーター・マーフィーは「呼吸困難」を起こしたために病院に搬送され、現地時間8月13日にニューヨークのル・ポアソン・ルージュで予定されていた公演を行うことが不可能になってしまったという。ピーター・マーフィーはル・ポアソン・ルージュで12日間におよぶアルバムの全編演奏ライヴを行っていた最中だった。
ピーター・マーフィーは現地時間8月14日、前日に心臓発作を起こしていたことが判明した後でレノックス・ヒル病院で手術を受けている。執刀を担当した心臓専門医のジェイソン・ソング医師によれば、ピーター・マーフィーは右冠動脈に2つのステントを入れる手術を受けたという。ピーター・マーフィーは経過観察のために現在も病院で入院している。
ピーター・マーフィーの家族は声明で次のように述べている。「ファンの皆さんからの途切れることのない応援に感謝しており、これまで以上に強くなった新しい心臓と共に、ピーターがステージに復帰できることを願っています!」
ピーター・マーフィーの公式アカウントに投稿された声明はこちらから。
ピーター・マーフィーが今後ル・ポアソン・ルージュで予定していた、8月16日と18日、19日の公演はすべて延期となっている。ピーター・マーフィーは現地時間8月16日にバウハウス時代の楽曲で構成されたセットを披露する予定だったほか、18日と19日の公演ではデヴィッド・ボウイのトリビュート・ライヴが行われる予定だった。
チケットは現時点で日程の発表されていない振替公演でも有効になるほか、現地時間8月30日の午後5時までメール・アドレス「info@lprnyc.com」で払い戻しが受け付けられている。
ピーター・マーフィーによるニューヨークでの一連の公演はサンフランシスコで行った同様の公演に続くものとなっており、2018年にはバウハウスの結成40周年を記念したワールド・ツアーも行っている。ピーター・マーフィーは2014年に現時点での最新作となるスタジオ・アルバム『ライオン』をリリースしている。
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