パラモアのヘイリー・ウィリアムスは昨年から活動を休止しているバンドの今後は未定だと明かしている。
現地時間8月11日、ヘイリー・ウィリアムズはロサンゼルスのビューティーコン・フェスティバルで「エンタテインメント・トゥナイト」のインタヴューに応え、バンドの「次がどうなるかは本当に分からない」と語っている。また、2018年に活動休止を発表して以降、メンバーは休息期間を満喫しているとも彼女は明かしている。
「ちょうどこの前、私の家でメンバー(テイラー・ヨーク、ザック・ファロ)と集まって夕食を食べたんだけどね。今の私たちは音楽抜きで、友人として、大人としてくつろいで過ごせることを本当に楽しめていると思うわ」
ヘイリー・ウィリアムスは現在、長きにわたって自身のスタイリストを務めてきたブライアン・オコナーと共同で設立したヴィーガンの美容ブランド「グッド・ダイ・ヤング」のプロモーション活動を行っている。美容業界での活動に熱心に取り組んでいる一方で、先日、彼女のインスタグラムには彼女がギターを手に歌っている様子を撮影した無音の動画が投稿され、ファンの間ではパラモアの新曲を期待する声も上がり始めている。
「みんなにああいう投稿に付き合わせてしまって、正直なところ自分はなんて嫌な人間だとも思っているわ」と彼女は「エンタテインメント・トゥナイト」に語っている。「でもね、みんなに忘れて欲しくはなかったということなの。私は何よりもまずミュージシャンであってきたわけだから」
彼女は次のように続けている。「私の第一のクリエイティヴな捌け口は音楽だったし、今後ますます美容業界で私の姿を見かけるようになったとしても、みんなにはそのことを忘れてほしくないの。だから、私は『まもなくこういう活動はやめるわ。今度はレコードのB面で会いましょう!』みたいな感じでやっているわけなの」
パラモアの現時点での最新作は2017年にリリースされた『アフター・ラフター』となっている。パラモアは“Hard Times”や“Fake Happy”が収録されているこのアルバムで新しい音楽性を打ち出しており、バンドはその中で 社会的な不安や適応しなければいけないというプレッシャーについて歌っている。
ヘイリー・ウィリアムスは今年3月にも、パラモアの今後の活動についてオンライン雑誌『ロデ』に語っており、自分はずっとバンドをやってきたため、バンドがすぐに終わったりすることはないと述べている。「私たちが友人である限り、バンドは存在しているし、バンドは私たちの中にあるというわけ」と彼女は語っている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.