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40年間見つからなかったジョン・レノンの所有していたスーツが今週のオークションで競売にかけられるという。

スーツはベージュの襟なしのモヘアのもので、60年代前半にザ・ビートルズが着ていたという。ロンドンのテーラー、ドギー・ミリングスが製作している。

ジョン・レノンのスーツは、他の3人のジャケットとともに元々マネージャーであるブライアン・エプスタインによって、ロンドンのマダム・タッソーの最初の蝋人形のために寄贈されていた。しかし、行方が分からなくなり、2006年に企業の所有する倉庫で発見されている。

『デイリー・エクスプレス』によれば、このスーツは現地時間の10月30日にオンラインのオークション・ハウス「フェイム・ビューロー」で競売にかけられるという。価格は15万ポンド(約2800万円)と試算されている。

「フェイム・ビューロー」のジェイムス・ウィルキンソンは次のように語っている。「このスーツはバンドのアティテュードを変え、大きな文化的な変化でもありました。この変身を遂げる前、彼らはロッカーだったのです。エルヴィスに心酔し、黒の革のジャケットを着ていました」

「でも、ブライアン・エプスタインは先見の明を持っていて、彼らのルックスをより健全なものへと変えました。それで、より広いオーディエンスにアピールすることになったのです。これらのスーツはそうしたイメージにおいて大きな役割を担っています。その結果、ザ・ビートルズは、こざっぱりとした、メディア受けのいいバンドになりました。このスーツは大西洋を渡り、多くのアメリカのミュージシャンに真似されるようになったのです」

ここ数ヶ月でザ・ビートルズにまつわる多くのオークションが行われており、今回もその一つとなっている。先日は、ザ・ビートルズのメンバーのサインが入った、ミック・ジャガーに『時計じかけのオレンジ』に出演するよう求める嘆願書がオークションに出品されている。

一方、ザ・ビートルズの最初のマネージメント契約書は、36万5千ポンド(約6600万円)で落札されている。

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