ザ・ウォンバッツのシンガーであるマーフはスーパーグループによるサイド・プロジェクト、ラヴ・フェイム・トレジェディから2曲の新曲を公開している。
“Backflip”と題された新曲にはピクシーズのギタリストであるジョーイ・サンティアゴ、アルト・ジェイのキーボーディストであるガス・アンガー・ハミルトン、サウンドガーデンのドラマーだったマット・チェンバレン、シンガーのローレン・アキリーナが参加している。“Backflip”のミュージック・ビデオはタイラー・カニンガムが監督を務めており、テレビ・ドラマ「ブラック・ミラー」に影響を受けたものとなっている。
さらに“Brand New Brain”という新曲も公開されている。
ラヴ・フェイム・トレジェディはデビューEP『アイ・ドント・ウォント・トゥ・プレイ・ザ・ヴィクティム、バット・アイム・リアリー・グッド・アット・イット』が9月27日にリリースされる。EPには“Pills”という楽曲や6月にリリースされた“My Cheating Heart”が収録される。
“Backflip”についてマーフは次のように語っている。「ジョーイがギターを弾いているのを聴くと、これは彼だと言えるわけでね。それはガスが選んだキーボードのメロディもそうだし、彼の特徴的な声にも言えるよね。自分自身のサウンドを弾くことのできるミュージシャンとやれたことは素晴らしかったよ。少なくとも自分の頭で考えていた10倍はよくなったからね」
ジョーイ・サンティアゴは今回の参加について次のように語っている。「独自のひねりを加えようとしたんだ。すごく早かったし、簡単なことだった。マーフが彼の求めているものがよく分かっていて、彼は才能のある人だよね」
6月に“My Cheating Heart”がリリースされた時にラヴ・フェイム・トレジェディを始めた理由について『NME』に次のように語っている。「ゴリラズとソロ・プロジェクトの間のようなものなんだ」
彼はこのプロジェクトがザ・ウォンバッツの終焉を意味するわけではないとして次のように続けている。「バンドのほうはすべてが順調なんだけど、何か新しいことをやる時だと思ったんだよね」
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