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ケイシー・マスグレイヴスは先週末に起きる2つの銃乱射事件をめぐるアメリカ政府の銃規制改革に対する姿勢に怒りを表明している。

ケイシー・マスグレイヴスはテキサス州のエル・パソとオハイオ州のデイトンの銃乱射事件のニュースが報じられた直後、現地時間8月4日にロラパルーザ・フェスティバルでパフォーマンスを行っている。今回の事件で少なくとも約30人が死亡し、さらに数十人が傷を負っている。

「答えが何なのかなんて分からないけど、何かをしなくてはいけないということは明らかだわ」とケイシー・マスグレイヴスは観客に語りかけている。「私たち全員が共に大きな声を上げて『誰かが何かをやらなくちゃいけない』って言ったら、きっと誰かの耳にも届くはずよ」

ケイシー・マスグレイヴスは自身の楽曲”Rainbow”をバックで演奏しながら、「誰かが何かをやらなくちゃいけない」と観客に歌わせている。ファンが撮影したその際の映像を見ることができる。

ライヴでのパフォーマンスに続いて、ケイシー・マスグレイヴスは痛ましい事件の直後にもかかわらず、ファンが「フェスティバルに来るに十分な勇気を持ち続けてくれている」ことに感謝しながら、エル・パソとデイトンのために悲しみに打ちひしがれていると続けている。

「私たちは今、これまで以上に音楽とお互いを必要としているけど、誰かさんが何かをやってくれる前に、一体何人の人が死ななくてはいけないの」とケイシー・マスグレイヴスはツイートしている。

続く一連のツイートの中で、ケイシー・マスグレイヴスは銃に対する法的なアプローチを考え直すようにドナルド・トランプ大統領に直接呼びかけている。

「好かれたくてしょうがないのが見え見えな誰かさんに。人々を幸せにするのみならず生命を救うことにもなるたった1つのことを露骨かつ残忍に無視するのを見ているのは、言いようがないほど退屈でつまらないわ」とケイシー・マスグレイヴスはツイートしている。

その後、ケイシー・マスグレイヴスは自動小銃を「大量殺戮マシーン」と表現し、そのような兵器に誰も手にする必要はないと論じている。

一方で、リアーナもドナルド・トランプ大統領の発言を受けて彼を批判している。「ヴィザよりもAK-47のほうが簡単に手に入る世界を想像してみて」とリアーナはインスタグラムに長文を投稿している。

ドナルド・トランプ大統領は「罪なき人々を殺害するのを正当化するいかなる理由も言い訳も存在しない」とツイートした上で「テキサスの素晴らしい人々に祈りとお悔やみ」を表明している。

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