ビョークは2017年発表の楽曲“Losss”のミュージック・ビデオが公開されている。
ビョークは昨日、「コルヌコピア」と題したシアトリカルな公演をUKとアイルランドでも行うことを発表している。アルバム『ユートピア』を再構築したこの公演は11月にロンドン、グラスゴー、ダブリンで行われる。
“Tabula Rasa”のミュージック・ビデオに続いて、今回もトビアス・グレムラーが監督を務めたミュージック・ビデオが公開されている。ミュージック・ビデオは「コルヌコピア」でも実際に使われているものとなっている。
“Losss”のミュージック・ビデオはこちらから。
ビョークは今回のミュージック・ビデオについて次のように述べている。「トビアス・グレムラーほどデジタルの官能性を描くことができる人はいません。エレガントで表現豊かなものです。これはコルヌコピアの複数のスクリーンのために作られたもので、その一つをあなたのラップトップのスクリーンでも公開することにしたのです」
「私たちは自分の中の楽観主義者と悲観主義者の会話を基にヴィジュアルを作りました。この曲をレコーディングした時、私は左のスピーカーではよりディープなトーンで歌って、右のスピーカーではより高い楽観的な感じで歌おうとしました。ヘッドフォンで聴いてもらえれば、イメージに近づくはずです」
「コルヌコピア」の公演は5月にニューヨークのザ・シェッドで8公演が行われている。19曲に及ぶセットリストでは“Show Me Forgiveness”、“Venus As A Boy”、“Hidden Place”といった楽曲が久しぶりに演奏されている。
「コルヌコピア」はアルゼンチン人の映画監督であるルクレシア・マーテルが監督を務め、キノコを模したステージのデザインをキアラ・スティーヴンソンが手掛けている。50人編成のアイスランド人によるコーラス隊と7人編成のフルートが参加し、いくつかの楽器はこのツアーのために作られたものとなっている。
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