ノエル・ギャラガーはリアム・ギャラガーが自身の娘であるアナイスに送ったメッセージに端を発するリアム・ギャラガーとの一連の騒動について、彼が自身の家族を侮辱したことを許すつもりはないと語っている。
ノエル・ギャラガーは先日、リアム・ギャラガーがメッセージ・アプリ「ワッツアップ」で自身の娘のアナイス・ギャラガーに宛てて送ったメッセージのスクリーン・ショットを投稿している。リアム・ギャラガーはその中で、自身のグラストンベリー・フェスティバルでのステージを揶揄したノエルの妻のサラ・マクドナルドに対し、「用心してくように伝えておけ」とアナイス・ギャラガーに伝えている。
今回、ノエル・ギャラガーは『ガーディアン』紙のインタヴューに応じてリアム・ギャラガーと仲直りする可能性はあるかという質問に次のように答えている。「完璧に取り繕われた外見とは裏腹に、俺には人間として重大な欠陥が一つあってね。人を許すことがないということなんだ」とノエル・ギャラガーは語っている。
「俺の子供たちにメッセージを送ってきたと思ったら、そいつの2人の息子までもが俺の娘にちょっかいを出し始めたわけでね。インターネットで俺の妻をイジメることを正当化して、自分や娘について書かれる卑劣なことのせいで、妻はインスタグラムのアカウントを削除することを余儀なくされたわけでさ。許せるわけがないよな」
ノエル・ギャラガーはリアム・ギャラガーとの一連の論争について、将来的なオアシスの再結成を成功させるための「策略だったらよかったのにな」とした上で、リアム・ギャラガーが自身の家族に「脅迫的なメッセージ」を送っても「お咎めがない」のは有名人だからだからというだけに過ぎないと述べている。
ノエル・ギャラガーは次のように語っている。「アイツが俺の娘にメッセージを送ったのはあれが初めてではないし、俺の妻の携帯に脅迫的な電話をしたのも初めてじゃない」
「アイツが俺の娘を通じて妻を脅迫してきた時には、こう思うわけでさ。『いいか、もしお前がロックスターなんかじゃなく、ガレージで働く普通の叔父さんだったら、警察が動くんだからな。お前はロックスターだからお咎めがないだけだ』っていうさ」
同じインタヴューの中で、ノエル・ギャラガーはグラストンベリー・フェスティバルでのリアム・ギャラガーのパフォーマンスについても言及して、「あんなにも恥ずかしく思った」ことはないと批判している。
ノエル・ギャラガーは次のように語っている。「誰かのことをあんなにも恥ずかしく思ったのは人生で初めてだよ。最高のマジックを使って、オアシスの楽曲を貧弱で薄っぺらいものにしてみせたんだからね」
「人生最悪の日っていう感じの見た目だったしな。俺の息子が着ているパジャマみたいな格好で歩き回って、アイツが不公平だと思っていることについてマイクで叫んでたわけだろ……歌えないんだったら、演奏しないでくれよっていうさ!」
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは昨日、今年リリースする3作のうちの2作目となるEP『ディス・イズ・ザ・プレイス』よりそのリード・トラックとなる新曲“This Is The Place”が公開されている。『ディス・イズ・ザ・プレイス』は9月27日のリリースが予定されており、バンドは今年6月に1作目となるEP『ブラック・スター・ダンシング』をリリースしている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.