ハイムは繰り返し予告してきた新曲“Summer Girl”のミュージック・ビデオが公開されている。
ハイムは7月に行われたロサンゼルスの公演でこの曲を初めてライヴで披露していた。公開されたミュージック・ビデオはこれまでもハイムのミュージック・ビデオを手掛けてきたポール・トーマス・アンダーソンが監督を務めている。
“Summer Girl”のミュージック・ビデオはこちらから。
ダニエル・ハイムはインスタグラムに投稿した長文の中で、この曲ができた経緯と今後どう新曲をリリースするかについての見通しについて語っている。
「“Summer Girl”が明日出るわ」と文章は始まり、今後は新曲を自然発生的にリリースしていくつもりであることを明かしている。
「今取り組んでいる新曲をリリースし始められることに興奮しているわ。ファースト・アルバムの前にやっていたようにね。この曲は数週間前にできたんだけど、なんですぐに出せないんだろうと思って、リリースしたの」
彼女は続けてこの曲がパートナーのガンから生まれたものであることを明かしている。「この曲は『サムシング・トゥ・テル・ユー』を作っている数年前、私のパートナーがガンと診断された頃に書いたの(彼は今や元気よ)。当時、私たちは断続的にツアーをしてて、お互い電話で話してる時とか、公演の間に家にいる時とか、いつもすごく暗い彼を照らす光になりたいと思っていた。彼が絶望を感じている時、私は希望になりたかった。だから、この一節を歌い続けてたの。『I’m your sunny girl/ I’m your fuzzy girl/ I’m your summer girl(私はあなたのサニー・ガール/私はあなたのファジー・ガール/私はあなたのサマー・ガール)』ってね。ベース・ラインの上でね」
「それからだいぶ経って、数ヶ月前にこのデモを思い出して、携帯電話から取り出したみたの」と彼女は続けている。
「それで友人のロスタムに渡してみて、取り組んでくれるか見てみたの。彼は取り掛かり始めて最初の数分でサックスのパートを書いてくれて、クリックに合わせてくれたの。それで、ドッ、ドッ、ドッというパートが“Walk on the Wild Side”みたいねと冗談を言っていたら、ウッド・ベースのパートをエレキ・ベースのパートの上に加えてくれて、素晴らしいサウンドになったの。パレットとしてはそういう感じね。ルー・リードの影響を受けたの。その方向を続けて、音源をアリエルに戻して、彼からこの曲は始まったわけだけど、仕上げを加えてくれて、それでこうして出すことにしたの」
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