チャーチズのヴォーカリストのローレン・メイベリーとヘイトブリードのジェイミー・ジャスタは、デフトーンズが主催しているフェスティバルでのチャーチズの扱いの大きさをめぐってオンラインで舌戦を繰り広げている。
現地時間7月29日、チャーチズはサンディエゴで開催されるデフトーンズの音楽フェスティバル「ディア・デ・ロス・デフトーンズ」の出演が発表され、公開されたフェスのラインナップ表では上から2番目の位置にバンド名は位置している。
ところが、ヘイトブリードのフロントマンであるジェイミー・ジャスタは、この表でチャーチズの名前がゴジラよりも上にあることに疑問を呈し、さらにはチャーチズを何者か知らないとまで述べている。
It’s with great excitement that we announce the return of #DiaDeLosDeftones to Petco Park in San Diego, CA on November 2nd. Another diverse & incredible line-up of artists will be joining us for the second annual celebration of music and culture. Tickets on sale Friday @ 10AM PT. pic.twitter.com/KOZmOWdEtM
— Deftones (@deftones) July 29, 2019
「『v』で綴るチャーチズ(Churches)っていうのは誰なんだよ、なんでゴジラより格上でプレイする予定なんだよ?」と彼はツイートしている。「こっから出て行くんだな。お前らは(ゴジラの曲の)“The Heaviest Matter In The Universe”を聴いたことがあるのかよ? お前らは恥をかいてステージから去ることになるだろうね(笑) 。悪く思わないで欲しいんだけどさ。まったく音楽業界っていうのは時々クソったれなんだよ」
彼は次のように続けている。「更新:『v』で綴るチャーチズをグーグル検索したよ。連中はでっかくなるね。マシュマロのマスクを被った奴と曲を出したらしいし、みんなその曲が大好きなんだってな。連中にとっては良かったよね」
ジェイミー・ジャスタはその後次のように述べている。「連中が良い奴らで人気のあるグループだってことは確かだと認めるけどね。俺が賛同できないのはラインナップの順番だよ、他のフェスティバルと同じになってしまうよ。俺の意見に憤慨している人がいるなら、ポッドキャストを聴くまで落ち着いていてほしいね! メタルはもっと敬意を払われるべきなんだ。より長いキャリアと遺産があって、より多くアルバムを出している。そっちのほうを高く扱うべきだよ」
そして彼は「自分の楽器を弾く」バンドの方が「トラックを流すアクト」より良いと主張している。しかし、実際にはチャーチズの3人はシンセサイザー、パーカッション、ギターを演奏している。
「けれどもチャーチズのブッキング担当には敬意を表するよ。力が物言うギャング映画みたいだよな、アハハ」と彼は続けている。
Who is churches with a v and why the fuck are they playing over Gojira get tha fuuuuuck outtta here have you ever heard The Heaviest Matter In The Universe you’re gonna get embarrassed off the stage lol no offense. God the music industry suckkkkks sometimes ??
— Jamey Jasta (@jameyjasta) July 30, 2019
Update: googled Churches w/ a v, they gotta be huge they did a song with a guy w/ a Marshmallow mask and people LOOOOOVE IT. Good for them.
— Jamey Jasta (@jameyjasta) July 30, 2019
I’m sure they’re lovely people and a popular group, I don’t agree with the line up order, same w/ other festivals, if anyone is butt hurt about my opinion wait til you hear the podcast! Metal needs to be shown more respect. Longer career, legacy, more albums, bill em higher ??✌?
— Jamey Jasta (@jameyjasta) July 30, 2019
Bands that play their instruments > track acts. #Facts
— Jamey Jasta (@jameyjasta) July 30, 2019
Props to Chvrches booking agent though, that’s a gangster power move haha
— Jamey Jasta (@jameyjasta) July 30, 2019
これに対してチャーチズのローレン・メイベリーは自分もバンドもメタル好きであることを述べ、デフトーンズが多様性を尊重したラインナップを集めたことに賞賛の声を寄せている。
「私は何年も前にグラスゴーでゴジラのライヴを観たことがあるし、デフトーンズも3回観ているわ。だからこのラインナップに加えてもらって興奮したの」と彼女はリプライを寄せている。「『ポップ・ミュージック』を演奏したり、聴いたりしているからって、その人が他のジャンルを理解できないとか、評価できないということにはならないでしょう」
ローレン・メイベリーは次のように続けている、「デフトーンズがこのラインナップを決めたわけで、それがどうして音楽産業の問題の話に結びつくのか分からない。彼らが多様性を持ったコミュニティという考え方を広めてくれていること、そして古臭いジャンルの枠に縛られることなく、その間の溝の架け橋になろうとしてくれていることは重要だと思うし説得力があるわ」
I saw Gojira in Glasgow years ago and have seen Deftones three times so was excited when we got asked to be on the bill. Just because someone plays or listens to “pop music” doesn’t mean they don’t understand or appreciate other things. pic.twitter.com/NXlIQyXu3I
— Lauren Mayberry (@laurenevemay) July 30, 2019
Deftones curated the lineup so I don’t know how that speaks to problems with The Music Industry. I think it’s important and powerful that they promote the idea of a diverse community and try to bridge gaps instead of being guided by limiting, antiquated ideas about genre. https://t.co/3AR1NvpKPe
— Lauren Mayberry (@laurenevemay) July 30, 2019
今月、チャーチズのサード・アルバム『ラブ・イズ・デッド』はスコティッシュ・アルバム・オブ・ザ・イヤーにノミネートされている。
なお、チャーチズはサマーソニックへの出演が決定しており、8月17日に大阪、18日に幕張でパフォーマンスを行うことが決定している。
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