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ブライアン・ウィルソンはメンタル・ヘルスの問題から夏のツアーを延期していたものの、現在は回復して復帰の準備が整ったことを発表している。

ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンは今年6月、背中の手術を終えて「精神的な不安」を抱えるようになってしまったことを明かして回復に専念するためツアーを延期することを発表していた。

今回、ブライアン・ウィルソンは自身のウェブサイトで来月から延期されていたツアー日程を再開することを発表し、応援してくれたファン対して感謝の思いを述べている。

「みんなが寄せてくれた心配の声と愛情につくづく感動したよ」と彼は述べている。「気分もすごく良くなっているし、8月7日からツアーを再開してみんなに会えることを楽しみにしているよ!」

今年、ブライアン・ウィルソンは現地時間6月6日に自身のウェブサイトに掲載した公開書簡で次のように述べていた。「私が何十年にもわたって精神的な病を抱えていたことはよく知られているところです。耐え難い時期もありましたが、医師や薬物療法に助けられながら、これまでの道のりを支えてくれた家族や友人、ファンの皆さんのおかげで、素晴らしい健康的で実りのある人生を送ることができています」

「御存知かもしれませんが、私は去年あたりから背中の手術を3度受けました。手術は成功し、かつてよりも身体そのものはかなり強くなっています」

「しかしながら、手術を受けてから違和感を感じるようになってしまい、しばらくの間、恐怖心を抱えてしまっています。自分が自分でないような気がしているのです。精神的な不安から来るものだと思います。その原因は分かりませんが、今の状態でツアーに出るのはよくないと感じており、私はロサンゼルスに戻ることにしました」

ブライアン・ウィルソンは続けて、久しぶりにパフォーマンスすることができるのを「楽しみ」にしていたとして、「レコーディングやリハーサル」のためにバンドと共にスタジオにも入るなど「調子はよくなっていた」と述べている。

ブライアン・ウィルソンは次のように続けている。「しかしながら、それは再び忍び寄ってきて、頭の中で葛藤するようになり、理由も分からずに思ってもいないことを口に出すようになってしまいました。これは以前には経験したことがないものであり、今も解明できていません」

ブライアン・ウィルソンのツアーは、8月31日からの1ヶ月間はザ・ゾンビーズがオープニング・アクトを務める予定となっている。

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