GETTY

Photo: GETTY

ロサンゼルスのビート・シーンの先駆者であるラス・ジーが亡くなった。所属するブレインフィーダーが訃報を発表している。享年39歳だった。

彼の死因については現時点で明らかになっていない。

ブレインフィーダーは訃報について次のようにツイートしている。「この上ない悲しみと共に、私たちはラス・ジーこと兄弟であるグレゴリー・ショーターに別れを告げます。彼の家族や友人、世界中にいるファンの方々に心よりお悔やみを申し上げます。ブレインフィーダーやLAのビート・シーンを立ち上げた一人でした。安らかに、ジー。みんな、あなたを愛しています」

ラス・ジーの訃報を受けて同じくブレインフィーダーに所属のフライング・ロータスやサンダーキャットらから追悼の声が寄せられている。フライング・ロータスは次のようにツイートしている。「ラス・ジーはこの星を離れ、銀河の遥か彼方に旅立った。友よ、僕らにコスモスまでの道のりを教えてくれ。これからもずっと愛しているよ。地球での時間をありがとう」

「安らかに、ジー。Wow」

「安らかに、ラス・ジー。銀河に導くロサンゼルスのアンバサダーであり、新たな次元やまだ見ぬ世界を見せてくれたビート・シーンにおけるサン・ラのような存在だった。紳士的な魔術師で、優しい口調で話す謙虚な彼は、宇宙空間のホワイトノイズを滑らかで官能的なものに変える力を持っていた。唯一無二の偉大な人物だったんだ」

ラス・ジーはキャリアを通じてフライング・ロータスやサンダーキャット、オープン・マイク・イーグルらとコラボレーションを行っている。ラス・ジーはラス・ジー・アンド・ジ・アフリカン・スペース・プログラム名義で自身のプロジェクトも行っていた。

ラス・ジーは1年に複数枚のアルバムをリリースすることでよく知られていた。ラス・ジーの最後のフル・アルバムは2016年にリリースした『ザ・ゴスペル・オブ・ザ・ゴッド・スペル』となっており、2014年には5枚のアルバムをリリースしている。

広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ