GETTY

Photo: GETTY

クリエイション・レコーズの創設者であるアラン・マッギーは何かしらの「災難」が起こればリアム・ギャラガーノエル・ギャラガーが関係を修復すると考えていることを明かしている。

1993年にオアシスを自身のクリエイション・レコーズと契約させたことで知られるアラン・マッギーはラジオ局「XSマンチェスター」の番組「クリント・ブーンズ・ヒューマンズ」に出演して、リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーが確執を解消するには「何かよくないことが起き」る必要があると述べている。

アラン・マッギーは次のように語っている。「彼らがすぐにまた一緒になるということはないだろうけど、唯一言えるのは、人生において状況は変わり得るということでね」

彼は次のように続けている。「かもしれないなんて言いたくないんだけどね。けど、何か起きればっていうさ。何かよくないことでも起きれば、彼らが再び集まることになって、突然、『嫌いじゃないよ』っていうことになるかもしれないしね。とはいえ、現時点では近いうちに何か起きるとは思えないけどね」

アラン・マッギーは現在、自身の同名の自伝をもとにした映画『クリエイション・ストーリーズ(原題)』の制作が進められている。本作は映画『トレインスポッティング』で知られるダニー・ボイルがエグゼクティヴ・プロデューサーを務めるほか、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で知られるニック・モランが監督を務めることが発表されている。

アラン・マッギーは1983年にクリエイション・レコーズを設立しており、以来、1999年に倒産するまでオアシスやプライマル・スクリーム、ティーンエイジ・ファンクラブ、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインなどのアーティストを輩出している。また、最近はマネージメント業にも乗り出しており、ジーザス&メリー・チェインやハッピー・マンデーズらのマネージメントを担当している。

リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーは依然としてオンライン上で口論を行っており、現地時間7月13日にはリアム・ギャラガーがフォークでスープを食べている動画を公開して、その中でノエル・ギャラガーを揶揄している。

ノエル・ギャラガーは2009年にリアム・ギャラガーについて「スープの世界でフォークに立ち向かおうとしている男」と批判しており、リアム・ギャラガーは今回の動画で当該の発言を揶揄していると見られている。リアム・ギャラガーは動画の中でスコットランドにも言及しており、これはノエル・ギャラガーが先日、インタヴューでスコットランドについて「発展途上国」と形容したことを受けてのものと見られている。

一方、ノエル・ギャラガーは先日、リアム・ギャラガーのドキュメンタリー作品『アズ・イット・ワズ』でオアシスの楽曲を使う許可を与えなかった理由を明かしている。

ノエル・ギャラガーは『ヴァラエティ』誌とのインタヴューでリアム・ギャラガーに楽曲を使用する許可を与えなかったことについて言及して、彼のツイッターでの口の悪さが大きな要因の一つであることを明かしている。

「そうそう、俺が却下したんだ。俺を批判する映画を作ろうとしているどこかの間抜けが、俺の妻を侮辱したり、ネットで俺の子供に嫌がらせをしているくせに、ツイッターで黙っていることもできないような女性蔑視の薄汚い最低野郎から電話で頼み事をされたところで、『驚いたよ。見た目の通りの馬鹿なんだな』って思うだけなわけでさ」

ドキュメンタリー『ザ・ビートルズ: Let It Be』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ