Phil Wallis/NME

Photo: Phil Wallis/NME

ジェーンズ・アディクションのギタリストで、元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのデイヴ・ナヴァロが、母親が殺されたことについてのドキュメンタリーを制作し、出演している。

デイヴ・ナヴァロの母親であるコニー・ホプキンス・ナヴァロは、友人のスーザン・マーシャル・ジョリーと共に1983年に殺されている。コニーの元恋人、ジョン・リカルディが10年あまりが経った1994年に殺人の罪で有罪となったが、初犯だったこともあって釈放されている。

『モウニング・サン』は、この殺人事件と、警察によるリカルディの逮捕、その後の裁判、殺人がデイヴ・ナヴァロに与えた影響について追ったものとなっている。ナヴァロは母親が殺された当時、15歳だった。

「感情的に起こったことを共有しないわけにはいかなかったんだ」とトレイラーでデイヴ・ナヴァロは語っている。「アーティストとして、ミュージシャンとして、先天的なものだよ。それが俺のやっていることなんだ」

「俺の人生でも最も深い瞬間だった。隠してしまおうとは思わなかった。俺の人生でも最も暗く、最もひどい瞬間だったんだよ」

『モウニング・サン』は12月1日に世に公開される。トレイラー映像はこちらから。

昨年、デイヴ・ナヴァロは「ハフポスト・ライヴ」で母親の殺人について語っている。「母親は付き合ってたんだけど、別れることになって、彼女は別の道に行こうとしたんだ。そうしたら、元恋人が彼女を殺したんだよ」

「ドメスティック・ヴァイオレンスを殺人と結びつけるのは難しいかもしれない。だって、大きな隔たりがあるからね。でも、ドメスティック・ヴァイオレンスのある環境ってそういうことなんだよ。おそらく、その最悪のシナリオだったんだ」

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