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グライムスはアディダス・バイ・ステラ・マッカートニーの2019秋冬コレクションのイメージモデルに起用されている。

ステラ・マッカートニーは現地時間7月15日にグライムスとのコラボレーションを発表して、彼女についてブランドが中核に据えている価値観を「完璧に体現している」存在だと称賛している。

「彼女は環境保護に対して情熱を持って積極的に発言をしているのみならず、クリエイティヴな境界線を先頭に立って押し拡げ、人生において秘められているあらゆるポテンシャルを発揮できるよう、女性たちをインスパイアしてきました」とステラ・マッカートニーはグライムスについて述べている。

グライムスは2016年にもステラ・マッカートニーとコラボレーションを行っており、マドンナの娘であるローデス・レオンや女優のアマンドラ・ステンバーグらと共に、「POP」と名付けられたフレグランスのキャンペーン動画に出演している。

アディダス・バイ・ステラ・マッカートニーによる2019秋冬コレクションは、環境に優しいファッションに対する彼女自身の愛が反映されたものになっているといい、再利用のポリエステルや再生ナイロン素材であるエコニルを初めとした環境に配慮した素材が採用されているという。

「パフォーマンスやスタイルはアディダス・バイ・ステラ・マッカートニーが創るすべてのアイテムの中核となっていますが、それが環境を犠牲にして生み出されるようなものであってはならないと考えています」とステラ・マッカートニーは自身のデザインについて述べている。

「今回のコレクションでは、ハイパフォーマンスを発揮する持続可能なスポーツウェアを作るという私たちの将来的な目標に一歩近づくことができるような素材を使用することに重点を起きました」

ステラ・マッカートニーからは先日、「オール・トゥギャザー・ナウ」と題されたザ・ビートルズに着想を得たコレクションも発表されており、ビリー・アイリッシュは正式発表を前に同コレクションのアイテムを着用してグラストンベリー・フェスティバルに出演している。

一方、グライムスは先日、来たるニュー・アルバムについて気候変動を「楽しいもの」にするような作品になると語っている。

カナダ出身のアーティストで現在は光速を表す普遍定数であるcとも呼ばれるグライムスは、通算5作目となる新作『ミス・アンスロポシーン』で気候変動に対する人々の印象を向上させることを目指していると語っている。

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