Jenn Five/NME

Photo: Jenn Five/NME

ケンドリック・ラマーは、最新作『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』に収録されている“These Walls”のミュージック・ビデオを「ブラック・コメディ」という副題と共に公開している。

独創的なビデオは、監獄のシーンから始まり、活気あるモーテルでのパーティへと進んでいくという内容になっていて、インタールードを含む音源よりも長い8分の作品となっている。

ケンドリック・ラマーはアルバム『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』を今年3月にリリースしており、サード・アルバムの本作からは5曲がシングル・カットされており、“These Walls”は10月中旬に最新シングルとしてリリースされている。

以前にリリースされたシングル“Alright”は、アメリカにおいて人種の公平性を求める行進で使用されており、J.コールがケンドリック・ラマーであれば、ロサンゼルスのギャング文化を根絶する力を持っているかもしれないと発言したことを受けて、次のように語っている。

「責任重大だね。確かに俺は、神様から自分でも気づいてさえいないような大事な力を授かってると思う。もうその力は俺の手の中にあって、ロサンゼルスで起きていることを鎮めるだけじゃなくて、もう少し深く、広い意味での問題解決につながるはずなんだ。でも、それがいつになるかは分からないね」

また、ケンドリック・ラマーは10月20日にワシントンD.C.のケネディ・センターでワシントン・ナショナル交響楽団と共にライヴを行っている。

“These Walls”のミュージック・ビデオはこちらから。

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