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ノエル・ギャラガーはビッグ・マシーン・レーベル・グループを買収したスクーター・ブラウンとテイラー・スウィフトの騒動に言及して「間抜けなアメリカ人」だと彼らを揶揄している。

テイラー・スウィフトは先日、自身のデビュー・アルバム『テイラー・スウィフト』から2017年発表の『レピュテーション』までの権利を保有しているビッグ・マシーン・レーベル・グループを買収したスクーター・ブラウンを批判して、彼からは「執拗ないじめ」を受けてきたと主張している。両者の一連の騒動をめぐっては、これまでにパニック!オブ・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリーやスカイ・フェレイラらがテイラー・スウィフトを擁護する立場を表明している。

ノエル・ギャラガーは『ヴァラエティ』誌とのインタヴューの中でスクーター・ブラウンとテイラー・スウィフトの騒動にも触れ、レーベルが所有している自身の音源を取り戻そうとしたことはあるかという質問に答えている。

「ないよ。ゲームはゲームだからな」とノエル・ギャラガーは応じている。「俺たちは自分の音源を所有していないんだ。最終的にオアシスを脱退したのはそれが理由だよ。音源を自分で所有したくて、自分のレーベルを設立したんだ」

「でも、スクーターっていうアホとテイラー・スウィフトの話は知っているよ。しかし、スクーターって、本名なのかよ」とノエル・ギャラガーは続けている。「俺はテイラー・スウィフトのファンではないし、名前は何だっていいけど、スクーター・ブラウンのファンでは尚更ないからさ。まさに間抜けなアメリカ人だよな。(アメリカの媒体の記者に対して)もし俺が君だったら、めちゃくちゃ恥ずかしく思うけどね」

同じインタヴューの中で、ノエル・ギャラガーはリアム・ギャラガーのドキュメンタリー作品『アズ・イット・ワズ』でオアシスの楽曲を使う許可を与えなかった理由についても明かしている。

「俺を批判する映画を作ろうとしているどこかの間抜けが、俺の妻を侮辱したり、ネットで俺の子供に嫌がらせをしているくせに、ツイッターで黙っていることもできないような女性蔑視の薄汚い最低野郎から電話で頼み事をされたところで、『驚いたよ。見た目の通りの馬鹿なんだな』って思うだけなわけでさ」とノエル・ギャラガーは語っている。

一方、ビッグ・マシーン・レーベルは現地時間7月10日に、テイラー・スウィフトの初期の一連のシングルをアナログ盤として再発することを発表している。

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