
Photo: GETTY
2パックは元交際相手であるマドンナに別れを告げるために送った手紙が今月オークションに出品されることが明らかになっている。
2パックからの手紙はマドンナの元友人であるダーリーン・ラッツによって出品された彼女の私物の一つで、他にもカセットテープや彼女の毛髪が付いたヘアブラシなどが出品されている。
今回出品される2パックからの手紙は、彼がネバダ州ラスベガスで銃撃によって亡くなる1年前の1995年に獄中からマドンナに送ったものとなっている。マドンナは以前、ラジオ・パーソナリティのハワード・スターンに対して1990年代に2パックと秘密裏に交際していたことを認めている。
2パックは手紙の中で、マドンナがとあるインタヴューで「ラッパーやバスケットボール選手たちを社会復帰させるような活動」に貢献したいと語っているのを見つけたとして、彼女が「自分以外のラッパーと一緒にいるところを見たことがなかった」ために「とても傷ついた」と述べている。
2パックは性に開放的なマドンナのペルソナに困惑していたことを明かして、次のように続けている。「わずかな経験しかない若者という立場にあったこれまでの自分を理解してくれ。それがものすごく有名なセックスシンボルと一緒にいるわけだからね」
2パックはマドンナに面会に来てくれるよう伝えた後で、次のように手紙を締めくくっている。「笑えるけど、今回の経験で時間があるのを当然だと思ってはいけないということを学んだんだ」
手紙の入札は現地時間7月17日に開始される予定となっている。2パックの手紙が出品されているオークション・サイト「ガッタ・ハヴ・ロックンロール」はこちらから。
https://gottahaverockandroll.com/
2パックからの手紙は元々、2017年7月にオークションに出品されて10万ドル(約1000万円)の値がつけられていたものの、マドンナは自身の私物を出品したダーリーン・ラッツに対して「私のキャリアにおける成功の結果、獲得したセレブリティとしての地位は、極めてパーソナルな品々も含めたプライバシーを維持する権利を排除するものではない」として訴訟を起こし、出品の取り下げを求めていた。
しかしながら、訴訟を担当したニューヨーク市の判事であるジェラルド・レボヴィッツは昨年、2004年にすでに両者間で法的な合意は済んでいるとしていたダーリーン・ラッツの主張を認め、マドンナからの訴えを棄却している。
マドンナの私物をめぐって2003年にマドンナと仲違いしているダーリーン・ラッツは今回のオークションについて、自身も経験した乳がんの治療のための慈善団体に収益を寄付することを発表している。
Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.



