リリー・アレンはビッグ・マシーン・レーベル・グループを買収したスクーター・ブラウンとテイラー・スウィフトの騒動について彼女を擁護するメッセージを投稿している。
テイラー・スウィフトは先日、自身のデビュー・アルバム『テイラー・スウィフト』から2017年発表の『レピュテーション』までの権利を保有しているビッグ・マシーン・レーベル・グループを買収したスクーター・ブラウンを批判して、彼からは「執拗ないじめ」を受けてきたと主張している。両者の一連の騒動をめぐっては、これまでにパニック!オブ・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリーやスカイ・フェレイラらがテイラー・スウィフトを擁護する立場を表明している。
リリー・アレンは先週末にインスタグラムを更新して、キャプションに次のように綴っている。「そういうわけで、今週はテイラー・スウィフトが音楽業界の残酷な側面を露呈してくれたわ。ここにいる億万長者の中年の白人男たちのなかには、自分たちの最も得意とすることを発揮して、自分たちに欠かすことのできない人たちを支配したり、その人たちを軽視したり侮辱したりしている男たちがいるの」
リリー・アレンは続けて、ケイト・ナッシュが実際に音楽業界で経験した性差別に基づいた彼女による2018年のドキュメンタリー『アンダーエスティメイト・ザ・ガール(原題)』に賛辞を寄せ、次のように綴っている。
「これは我らがケイト・ナッシュが作り上げた素晴らしい作品よ。今日においてこの業界で生き残ることがどれだけ難しいことなのか、消費者の人たちにはほとんど知られていないと思う。もしも週末に手持ち無沙汰になっているようであれば、どうかお願いだからこの作品を観てほしいわ」とリリー・アレンは述べている。
「目をみはるものになっているわ。世界中のミュージシャンにお願いよ、私たちはきちんと機能する組合を設立するべきだと思う。この体制に変化をもたらす必要があるわ。力は与えられるものではなく、使うためのものよ」
テイラー・スウィフトはニュー・アルバム『ラヴァー』を8月23日にリリースすることが決定している。
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