マドンナはここ3枚のアルバムについて映画のプロジェクトが進まなかったことから仕方なく作ることにしたと明かしている。
マドンナは先月、通算14作目となる最新作『マダムX』をリリースしているほか、2015年に『レベル・ハート』、2012年に『MDNA』をリリースしている。
『モジョ』誌によるインタヴューの中でアルバムのアイディアを思いついて、作る機が熟したと分かるのはどんな時かと訊かれて、マドンナは次のように答えている。「そういうことが起こる時もあるけど、でも、ここ3作はそういうことはなかったわ」
「正直に言うと、ここ何枚かのアルバムは仕方なく作ったのよ。どちらの時も別のことをやろうと思ったの。映画を作ろうとしていたのよ」
「今回のアルバムを作る時もそうだったの。息子(デーヴィッド)がサッカー・アカデミーに加入できるようにリスボンに引っ越して、それから、映画のための資金を集めようとしたんだけど、待っているのが嫌になって、最終的にアルバムを作ることにしたの」
しかし、いざ新作に取り掛かるとマドンナは「とても集中することができた」と語っている。
「だって、時間は限られているわけだし、貴重でしょう。ちゃんと集中して、片時も無駄にしてはいけないのよ。だって、上手くやり繰りしなきゃいけないの。わかるでしょ?6人の子どもがいて、3か国に散らばって生活しているの。他の仕事もしていて、他の人たちの面倒もみているのよ」
先日、マドンナは子どもが学校に行くたびに銃撃事件の心配をするようになったと明かしている。
先日公開された“God Control”のミュージック・ビデオはナイト・クラブでの銃乱射事件を生々しく描いたものとなっている。
「何かの集まりに出かけるたびに、そのことを考えるわ」と彼女は述べている。「私の子どもが登校するときも、そのことを考える。どんな種類の集まりであっても、こういう事件は起こり得るわけでね。おかしな思考回路で生きなくてはならなくなっているの。未来のアクション映画みたいな感じに見えるけど、それが私たちの現実になっているのよ」
「誰も安全ではないということをみんなに分かって欲しい。彼らだけというわけにはいかないの」
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