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リアム・ギャラガーはノエル・ギャラガーの家族に送った「脅迫的」なメッセージに批判が寄せられていることを受け、「広い視点」で考えてくれるように人々に呼びかけている。

ノエル・ギャラガーは先日、リアム・ギャラガーがメッセージ・アプリ「ワッツアップ」で自身の娘のアナイス・ギャラガーに宛てて送ったメッセージのスクリーン・ショットを投稿している。リアム・ギャラガーはその中で、自身のグラストンベリー・フェスティバルでのステージを揶揄したノエルの妻のサラ・マクドナルドに対し、「用心してくように伝えておけ」とアナイス・ギャラガーに伝えている。

ノエル・ギャラガーはリアム・ギャラガーに対するメッセージをツイッターに投稿して、その中で「お前はずっと女性を威圧するのが得意だった」と批判している。また、ノエル・ギャラガーはその中で、リアム・ギャラガーが昨年ロンドンの高級ホテルであるチルターン・ファイアーハウスでパートナーのデビー・グィザーに暴力を振るったと報じられたことにも言及している。一方で、デビー・グィザーはこの報道を否定している。

「お前は俺の10代の娘を通じて脅迫的で威圧的なメッセージを送ろうとしているのか？」とノエル・ギャラガーは述べている。「お前はずっと女性を威圧するのが得意だったよな。ところで、お前は何を目論んでいたんだ？ 俺の妻の喉元を掴んで、誰がボスかハッキリさせようとしたのか？ それとも、我が家の二重の門にノコノコとやってきて、共同庭園で（リアム・ギャラガーの“Shockwave”を揶揄して）“Shitwave”をパフォーマンスしたり、お前の自己満足的な歌詞をトイレの壁になすりつけようとしていたのか？」

ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「もしも朝起きて俺の子供がナイフ入りのチーズボードに捕まっているのを見つけた時には、絶対に地元の警察に連絡するからな」

「それから、ネコを誘拐できるとも思うな。（俳優の）ロス・ケンプをネコの護衛役として雇ったんだ。せいぜい夏を楽しめよ、巨乳野郎。近いうちにな」

リアム・ギャラガーはその後、ツイッターに次のように投稿している。「素晴らしい母親であるペギーや、可愛い姪っ子であるアナイスに、今回の幼稚なやり取りに巻き込んでしまったことを心から謝罪したい」とリアム・ギャラガーはツイートしている。「二人とも愛してるよ」

今回、リアム・ギャラガーは自身のコメントを批判する人々に対してノエル・ギャラガーの数年前の発言を引き合いに出して「広い視点で物事を見る」ように呼びかけている。

「一体いつから、誰かの死を願うことや誰かがエイズで死ぬことを願うことよりも、誰かに用心するように伝えるほうが悪いことになったんだ？」とリアム・ギャラガーはツイートしている。「広い視点から物事を見ようぜ。みんなが愛や光に満たされることを願っているよ」

ノエル・ギャラガーはオアシスに在籍していた1995年、当時ブリットポップ期のライバルだったブラーについて『オブザーバー』紙に次のように語っている。「アレックス（・ジェームス）とデーモン（・アルバーン）のことは大嫌いだよ。アイツらはエイズにでもかかって死ねばいい」

その後、ノエル・ギャラガーは当時の発言を撤回して次のように述べている。「あの発言をしてすぐに、自分が無神経なことを言ってしまったことに気が付いんだ。エイズは冗談にしていいことじゃないし、発言はすぐに撤回した。アイツらの音楽のファンではないにせよ、デーモンとアレックスには健康的に長生きしてもらいたいよ」

一方、リアム・ギャラガーは来たるセカンド・ソロ・アルバム『ホワイ・ミー？・ホワイ・ノット』を携えた大規模なアリーナ・ツアーの日程が発表されている。

ノエル・ギャラガーは現在、6月14日にリリースした最新EP『ブラック・スター・ダンシング』に続く2枚のEPの制作に取り組んでいる。

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