ザ・キュアーのフロントマンであるロバート・スミスはバンドがフェスティバル用に3種類のセットリストを用意していたことを明らかにしている。
ザ・キュアーは先週末にグラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めているほか、今月末に出演するフジロックフェスティバル ’19を初め、世界各国のフェスティバルを回るツアーを行っている。
ロバート・スミスは現地時間6月30日にグラストンベリー・フェスティバルへの出演に先駆けて、「BBC ラジオ2」のジョー・ワイリーによるインタヴューに応じて、セットリストについての質問に答えている。
「既に何度か変更しているんだ」とロバート・スミスは語っている。「僕らはフェスティバル用に3種類のセットリストを用意していてね。それぞれが違う始まり方と終わり方になるようなものを作っていて、その日の曜日だったり、僕らの前や後に誰が出演するのか、お客さんはどんな人たちなのか、天気はどうかっていうことや、そういうあらゆることに応じてそこに挟まれる楽曲を変えているんだ」
ロバート・スミスは次のように続けている。「そういうわけで会場に入る1時間くらい前に初めて『これがセットリストだ!』って言うことができるんだよ。その後でプリントアウトされることになるから、公演の1時間前までは誰も僕らが何をやるか知らないんだ」
「それに、そのほうが『僕らは自分たちがやることを分かっている』っていう状況よりも緊張感を保っていられるからね。僕自身、自分が何をやりたいかは分かっているけど、バンドには3つのセットリストを提示して、そこから選んでもらえるようにしているんだ」
同じインタヴューの中で、ロバート・スミスは来たるザ・キュアーの新作のリリース時期についても言及している。ザ・キュアーは今年3月、2008年の『4:13 ドリーム』以来11年ぶりとなるニュー・アルバムのレコーディングが終了したことを明かしていた。
ロバート・スミスは次のように語っている。「あと4曲か5曲、僕の歌のレコーディングが残っているものがあってね。その後でミックスすることになるから、今は秋のリリースを目指しているよ。1年の中でも相応しい時期だと思っているんだ。11月の初めや、11月の半ばというのは、人々が少し惨めに感じるようになって、腰を据えて音楽を聴くための準備が整う頃だからね」
ザ・キュアーは昨夏に行われたロンドンのハイド・パーク公演を4Kで撮影した『アニヴァーサリー 1978-2018:ライヴ・イン・ハイド・パーク』が7月11日に世界各地で上映されることも決定している。
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