今週末の10月31日に2015年で唯一となるライヴを行うトゥールだが、その出演を前にフロントマンのメイナード・キーナンがファンへの不満を語っている。
トゥールが10月31日に出演するのはモンスター・マッシュ・ミュージック・フェスティバルのヘッドライナーのステージで、同フェスはアリゾナ州テンペで開催される。
出演を前に『フェニックス・ニュー・タイムズ』紙のインタヴューに答えたメイナード・キーナンは明らかにトゥールに関して語るのを嫌がっていたという。『フェニックス・ニュー・タイムズ』紙は次のように報じている。「トゥールについて尋ねられる度に、彼の答えは短くぶっきらぼうなものだった。苛立っている兆候がその声には滲んでいて、鼻息も荒かった」
そして、トゥールのアルバムに隠されているユーモアについて訊かれると次のように答えたという。「そうなんだ。ユーモアがあるんだよ。でも、みんな気づかないんだ。そのほかの戯言に気を取られているからね。そんなものはないんだ。ほんとくだらないし、バカだよね。ゴメン。救ってあげられないよ。あまりにシリアスすぎるんだよ。ほんとにね。気楽にしてくれよ」
また、今回のフェス出演については、他のバンド・メンバーが「自分のことを丸め込まなきゃならなかった」と語っており、長く待たれているニュー・アルバムについては「言うことは何もない。言えない」としている。
メイナード・キーナンは、別プロジェクトのプシファーの通算3作目となるニュー・アルバム『マネー・ショット』を10月30日にリリースする。プシファーは、トゥール出演の翌日にモンスター・マッシュ・ミュージック・フェスティバルにも出演する。
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