Steven Klein

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マドンナは子どもが学校に行くたびに銃撃事件の心配をするようになったと明かしている。

通算14作目となる『マダムX』を今月リリースしたマドンナだが、先日公開された“God Control”のミュージック・ビデオはナイト・クラブでの銃乱射事件を生々しく描いたものとなっている。

ミュージック・ビデオでは多くの観客が1人の襲撃者によって惨殺される様が描かれており、マドンナが楽曲の詞をタイピングするものとなっている。

このビデオが2016年フロリダ州オーランドのナイトクラブ「パルス」で起きた銃乱射事件を強く想起させる内容になっていることから、銃乱射事件の犠牲者を利用しているとしてマドンナに批判の声が寄せられている。

しかし、今回マドンナは『ピープル』誌にミュージック・ビデオに込めた考えを明かしており、より厳しい銃の法規制の必要性を人々に訴えるためだったと語っている。

「何かの集まりに出かけるたびに、そのことを考えるわ」と彼女は述べている。「私の子どもが登校するときも、そのことを考える。どんな種類の集まりであっても、こういう事件は起こり得るわけでね。おかしな思考回路で生きなくてはならなくなっているの。未来のアクション映画みたいな感じに見えるけど、それが私たちの現実になっているのよ」

「誰も安全ではないということをみんなに分かって欲しい。彼らだけというわけにはいかないの」

マドンナには6人の子どもがおり、22歳のローデス、18歳のロッコ、13歳のデヴィッド、13歳のマーシー、6歳の双子エスターとステラがいる。マドンナは親としての心配が、この問題に正面から取り組む決意を強めたことを認め、次のように述べている。「自分の子ども達を学校に送るとき、私はこの時代のすべての母親が感じているのと同じ恐怖を抱えているの」

「母親として、世界中のすべての子どもを守りたいし、責任を感じているわ」と彼女は続けている。「かつて安全で、私たちが集まったり、礼拝したり、学んだりしていた場所が標的にされていることが私には本当に恐ろしいの。誰も安全じゃないわけ。だからもちろん、ひとりの母親として心配なの」

マドンナは『NME』のインタヴューで『マダムX』で触れている政治的な題材について語っている。

新作はフランス人プロデューサーであるミルウェイズと制作したことに触れて、マドンナは次のように語っている。「ミルウェイズとたくさんの音楽を制作したんだけど、最終的に政治的なものになったの。というのも、私たちは近い考えを持っていて、世界でたくさん起こっていることについて考えてたの」

「彼ってすごく哲学的なのよ。何が正しくて、何が間違っているのかを話し合うことになったわ。そして、すごく盛り上がったのよ」

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