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ノエル・ギャラガーは2009年にオアシスから脱退した時のことを振り返り、ハイ・フライング・バーズとしての活動のほうがいかに「落ち着いている」かについて語っている。

ノエル・ギャラガーは「BBC5 ライヴ」のポッドキャスト「ノー・パッション・ノー・ポイント」に出演して、ボクシング・プロモーターのエディー・ハーンとのインタヴューでオアシスについて語っている。

「オアシスからの脱退が難しくなかった理由の一つとして、自分たちをオーディエンスに従わせてしまっていたというということがあるんだ」とノエル・ギャラガーは語っている。

「オーディエンスがスタジアム・ロックを求めていた一方で、俺たちはもう十分だと思っていたんだよ。解散が近づくにつれて、俺は次第に落ち着かなくなっていったし、音楽を退屈だと思うようになっていったんだ。今は自分の直感に従うようにしているよ」

オアシスを脱退してハイ・フライング・バーズを結成してからは自身のミュージシャンとしての意識がどう変わったのかと訊かれると、ノエル・ギャラガーは次のように答えている。「今は歳も取ったし、自分の方向性について昔よりも考えるようになった。オアシスは苦労の連続だったからね。あそこまで登り詰めるまでの苦労もそうだし、全員が違う方向を向いている中で、苦労してそこに留まろうとしていたんだ。何とかして機能させようとしていたんだよ」

「今はとても落ち着いているよ。同じページにいる人たちが周りに大勢いるからね。全員が同じ方向を向いているんだ」

ノエル・ギャラガーはソーシャル・メディアについても言及して、頻繁にツイッターを更新することで知られる弟のリアム・ギャラガーとは裏腹に、自身はまったく興味がないと語っている。「俺はかなりプライベートを大切にする人間なんだ」と彼は語っている。「自分が履いている靴下を人々に見てもらうことだったり、クロワッサンの写真を撮って、『誰か朝食に行かないかい?』なんて言うことには興味がないんだよ。他の人たちには一切俺のことを知られたくないと思っている。本当の俺を見てもらうことには興味がないんだ」

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