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ジャスティン・ビーバーは、先日ツイッターで試合を申し込んだ通りに、実際に総合格闘技UFCでトム・クルーズと対決する可能性が浮上している。

先日、ジャスティン・ビーバーは8角形のケージで試合が行われるUFCでトム・クルーズに挑戦したいとツイートしていた。

ジャスティン・ビーバーは挑発するような言葉遣いで次のようにツイートしている。「トム・クルーズにオクタゴンでの試合を申し込みたいんだ。トム、もし試合をしたくないのだとしたら、きっと恐れているんだろうね。一生後悔することになるよ。試合を実現させてくれる人はいる? ダナ・ホワイトはどう?」

トム・クルーズとの間に確執があるのかどうかは定かではないものの、ジャスティン・ビーバーは現地時間6月9日にツイッターでトム・クルーズに試合を申し込んでおり、実現させるためにUFCの代表を務めるダナ・ホワイトの名前にも言及していた。

ジャスティン・ビーバーはその後発言を撤回して、試合をやってもトム・クルーズは「父親の強さ」で「僕をぶっ飛ばす」ことになると語っていたが、対決の実現は暗礁に乗り上げたわけではないという。

「TMZ」によると、ダナ・ホワイトはジャスティン・ビーバーが実際にUFCに参戦する可能性があると彼のマネージャーのスクーター・ブラウンから連絡を受けたという。しかし、実現のためにはトム・クルーズ陣営との相互の同意が必要となる。

「クソッ、トム。この試合じゃ予定通りにはいかなかったよ」

一方、UFCを所有するウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンタテインメントの代表のアリ・エマニュエルも試合の実現のために動き出しており、トム・クルーズも同じくこの企画に興味を持つはずだとの考えをスクーター・ブラウンに伝えたと報じられている。

ダナ・ホワイトは先日、両者の対決は「自身のキャリア史上最もプロモーションしやすい試合」になるだろうとの見解を明かしている。

両者のどちらが勝つかは分からないものの、トム・クルーズは映画の撮影中に命懸けのスタントを自らこなしていることで知られている一方で、ジャスティン・ビーバーは2014年にイビサ島で俳優のオーランド・ブルームに殴られたことで知られている。

一方、ジャスティン・ビーバーは先月、音楽活動の一時的な休止から復帰してエド・シーランとのコラボレーションによるシングル“I Don’t Care”をリリースしている。両者のコラボレーションは今回で3度目となっており、エド・シーランはこれまでにジャスティン・ビーバーの“Love Yourself”や、ジャスティン・ビーバーが参加したメジャー・レイザーの“Cold Water”のソングライティングを手がけている。“I Don’t Care”は7月12日にリリースされるエド・シーランのコラボレーション・アルバム『No.6コラボレーション・プロジェクト』に収録される。

トム・クルーズは1986年に公開された映画『トップガン』の続編となる『トップガン:マーヴェリック(原題)』の制作が進められており、本作は2020年の公開が予定されている。

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