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アデルは、エイミー・ワインハウスが彼女のキャリアに与えた影響について口を開き、エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画を観るのは「居心地のいい経験ではなかった」ことを明かしている。

『i-D』誌のインタヴューで、アデルは2008年リリースのエイミー・ワインハウスのアルバム『フランク』をきっかけにギターを弾くようになったと語っている。

「もし、エイミーと『フランク』がなかったら、100%ギターを弾いてないわ。“Daydreamer”も“Hometown”も書いてないだろうし、“Someone Like You”もギターで書いたの」と彼女は語っている。

「報道とは違って、わたしとエイミーはお互いを知らなかったの。友だちとか、そういうんじゃなかったのよ。わたしはブリット・スクールに通っていて、彼女も少し通ってたってだけで。でも、100万%、『フランク』を聴いてなかったら、こんなことにはなってなかったわ。崇拝してるの」

アシフ・カパディアによるドキュメンタリー映画『エイミー』は観たのかと訊かれると、観に行くつもりはなかったが、好評価に影響されたと語っている。

「エイミーのことは大好きで、ファンとしてすごく嘆き悲しむ時期を過ごしてきたの。やっとあらゆる意味で、彼女がわたしの人生に与えてくれたものを素晴らしいと思えるようになったのよ。本当に、本当に全部が大切なわけ。でも、映画のレヴューを読んで、観に行くことにしたの」

「お葬式の場面でものすごく込み上げるものがあったわ。でも、保存された留守電の声とか、そういうのには本当に入り込めなかった。邪魔された気がして、ちょっと居心地のいい感じではなかったのよ。映画を壊してる気がしたの。エイミーのことは見ていたいけれど、映画は観なければよかったかもと思ったの。でも、わたしはエイミーが大好きで、常にそうだし、これからもそうよ」

ドキュメンタリー映画『エイミー』は大きな評価を得ているが、エイミー・ワインハウスの父親であるミッチ・ワインハウスは映画の公開以降、批判しており、エイミーの個性を全体として正確に描写できていないと語っている。ミッチ・ワインハウスは、自身のプロジェクトを始めることを発表しており、「Bang Showbiz」に「相当早く始められればと思ってるんだ。でも、映画にとどまらないものになる予定だよ」と語っている。

「あの映画に登場しない人はみんな怒ってるよ」と彼は語っている。「みんな、自分の話を聞いてもらいたいはずだよ。アシフのようにはやりたくないね。みんなに望むことを話してもらいたいんだ。でも、ネガティヴなものにはなってほしくないけどね」

「エイミーの一番近い友だちだったレグと最低でも月一回は会っているんだ。座って、一緒に語る話が素晴らしいんだ。みんな、エイミーには100の物語があることを分かってないんだ。そして、そういうようなことをやりたいと思ってるんだよ」

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