GETTY

Photo: GETTY

ボーイ・ジョージは自身の伝記映画で自身を演じる候補として、女性が演じることに人々は懸念を示すかもしれないとした上で女優のソフィー・ターナーの名前を挙げている。

ボーイ・ジョージの伝記映画については先月、映画『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』や『ヒッチコック』で知られるサーシャ・ガヴァシが脚本とプロデュースを務める形で制作されることが発表されている。

ボーイ・ジョージは6月17日にオーストラリアのラジオ局「ノヴァ96.9」に出演して、自身の役を演じる候補に挙がった俳優陣の中でも「とりわけ興味深い提案」だった一人が『ゲーム・オブ・スローンズ』への出演で知られる女優のソフィー・ターナーであったことを明かしている。

「ものすごく奇妙なことに、そういう提案があったんだ。人々を当惑させるかもしれないけど、僕としてはとても気に入っていてね」と彼は語っている。「『彼女には君の役を演じられないよ。女性だからね!』って言われそうだけどさ」

「けどほら、もし僕が今17歳だったら、きっと彼女のようになりたいと思っていただろうからね……それが目標になっていたはずだよ」

ボーイ・ジョージのコメントはソフィー・ターナーの耳にも届いたようで、彼女はボーイ・ジョージの伝記映画で彼の役を演じることに「とても乗り気」だとツイートしている。

サーシャ・ガヴァシは先日、ボーイ・ジョージや彼の伝記映画について次のように語っている。「1980年代のロンドンのクラブ・シーンにおいて、ジョージは見逃せない人物となっていました。世の中にカルチャー・クラブの象徴的な楽曲が知られるよりもはるかに前から、彼がスターになることを誰もが確信していたのです」

「ご想像の通り、ジョージの人生は一風変わった楽しい物語ではありますが、同時に心を打つ感動的なものでもあります。彼の人生を映画化できることを誇りに思っており、とても楽しみにしています」

ボーイ・ジョージは昨年『NME』とのインタヴューでカルチャー・クラブでの過去を振り返っている。

「僕はパンクの出身なんだ、分かるだろ」と彼は語っている。「バンドをやる上でのコンセプトの形成に繋がったのは、スティーヴ・ストレンジがジェネレーションXと一緒にヴォルテックスのステージで飛び跳ねていたのを観たことや、ザ・スリッツだったり、そういったバンドたちを観てきた経験なんだよ。そういうパンクにおけるエキサイティングなDIYのカルチャーがニューロマンティックの誕生に繋がったんだ」

ドキュメンタリー『ザ・ビートルズ: Let It Be』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ