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ビリー・アイリッシュはインスタグラムのストーリーへの投稿の中で畜産/酪農業界で起きている動物たちへの虐待行為を批判している。

ヴィーガンであることで知られるビリー・アイリッシュは先日、インスタグラムのユーザーである「@carla.sweet.vegan」が投稿した、インディアナ州のフェア・オークス・ファームで働く従業員たちが哺乳瓶からミルクを飲まない子牛たちに蹴飛ばすなどの虐待を行っていることを示す証拠動画をシェアしている。

インディアナ州最大級の酪農業者であるフェア・オークス・ファームは先日、内部調査によって飼育している動物たちへの虐待行為が判明して物議を醸しており、6月13日には1人の逮捕者が出たことが明らかになっている。

「私はすべての人が自分の好きなものを食べるべきだと思っているから、こういうことには大抵、口を閉ざしてきた」とビリー・アイリッシュはインスタグラムのストーリーへの別の投稿で綴っている。「それに、自分の信じているものを他の人たちに突きつける気もない」

ビリー・アイリッシュはフォロワーに向けて次のように続けている。「でも……私が投稿した動画を観て、自分たちの満足のために拷問を受けた動物たちを文字通り食すことで、自分たちがこのような仕打ちを助長しているということを何とも思わないのだとしたら、あなたのことを残念に思うわ」

ビリー・アイリッシュは続けて、自分1人がヴィーガンになっても「何も変わらない」と思っているファンに対して次のように促している。「それは無知で、愚かなことだわ」と彼女は述べている。「もし半分でも脳みそがあるなら『1人』が力になることを知っているはずよ。もっと賢くなって」

ビリー・アイリッシュは先月、米・公共広告機構によるメンタルヘルスについての会話を促すキャンペーン「シーズ・ジ・オークワード」に参加して、メンタル・ヘルスの問題についての自身の見解を語っている。

「助けを求めることは弱さじゃないわ」とビリー・アイリッシュは語っている。「友達に助けを求めたり、セラピーに行くことは弱さじゃない。誰かに助けを求めることを、弱さのように感じる必要はないわ」

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