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ライアン・アダムスは、テイラー・スウィフトのアルバム『1989』のトラックをすべてカヴァーしたアルバムを9月にリリースしている。

最近、彼が『ガーディアン』紙に語ったところによると、自身の作品の代わりにテイラーの作品をレコーディングすることは「ゴーストバスターズの世界にいると思ったら、次に突然シェイクスピアを演じなければいけない感じ」だと語っている。

「彼女の曲に人気があるのには、ちゃんと理由があるし、彼女がアーティストとして大人気なのにもちゃんと理由があるんだ」と彼は付け加えている。

ライアン・アダムスは、テイラー・スウィフトが2008年に発表したアルバム『フィアレス』の中のトラック“White Horse”を初めて聴いた時の事も話している。「最初にこの歌を聞いた時、つま先から頭まで鳥肌が立つぐらいの衝撃を受けたんだ。彼女の声に衝撃を受け、そしてこの歌のクリーンさに衝撃を受けたんだよね。それは、なんというか僕の認識をすべて突き抜けて、僕が普段、気がつかない場所を打つような感じだった。こういったものは通常もっと暗い感じなんだけどね」

「この歌は、壮大なスケールで描かれた失望に対する歌だろ。それは僕をまるで高波のように打ちつける感じで、とってもロマンチックで美しいのに、とても悲しくて失望的だと思ってさ、それって、僕がザ・スミスの好きなところがすべて詰まっているんだよね」

ライアン・アダムスによる“Welcome To New York”の音源はこちらから

ライアン・アダムスは『1989』のレコード版の発売を12月に予定している。

ライアン・アダムスとテイラー・スウィフトは、最近アルバム『1989』について対談しており、テイラー・スウィフトは喜ぶライアン・アダムス対して、「あなたがアレンジした私のアルバムは、演じ方を変えた役者たちのようだった」とコメントしている。

この2人のインタヴューは、『GQ』の表紙の撮影の際に行われたもので、テイラー・スウィフトはSiriが大好きなどといった意外な話も交えながら、2人の作品の制作過程やお互いに受けた影響などについて語り合っている。

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