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マドンナは昨年の自身の60歳の誕生日パーティにロザリアを招待するためにあらゆる手を尽くしたものの、実現に至らなかったことを明かしている。

現在60歳のマドンナは本日6月14日に通算14作目となるニュー・アルバム『マダムX』がリリースされている。

マドンナはスペインのラジオ局「ロス40・プリンシパレス」のインタヴューに応じて、昨年の8月に自身の60歳の誕生日を記念してモロッコで行ったパーティーにスペイン出身のロザリアを招待しようとしていたことを明かしている。

「当時はまだ誰も彼女のことを知らなかったの。彼女のことを知っているのは私だけだと思っていたわ。私が発掘したって思っていたの」とマドンナは語っている。「彼女をモロッコに呼んでパフォーマンスをしてもらうために、可能な限りの手段を尽くしたわ」

しかしながら、ロザリアのブッキングは予想以上に困難を極めたようで、マドンナは彼女を招待することを諦めたことを明かして次のように語っている。

「彼女と連絡を取った時には、すんなり進むと思っていたんだけどね」とマドンナは語っている。「ギタリストと何人かの(フラメンコの)手拍子奏者がいればよかったんだけど、そのうちマネージャーが出てきたりエージェントが出てきたりして……最終的には5人の人たちから大金を請求されそうになったのよ。それで、ロザリアの陣営には36人のスタッフがいるって言われて、『何よそれ?』ってなってしまったの。実現には至らなかったのよ」

現在25歳のロザリアは昨年の11月に高い評価を得たセカンド・アルバム『エル・マル・ケレル』をリリースしているほか、今年の3月にはJ. バルヴィンやエル・ギンチョが参加した新曲“Con Altura”がリリースされている。

マドンナはロザリアの成功を喜んでいるとして、次のように語っている。「彼女のことは敬愛しているの。同じようなサウンドや見た目をしているポップスターが大勢いるこの世界で、彼女は本当にユニークだし、彼女らしさを保ち続けているでしょ」とマドンナは語っている。「素敵だと思うわ。彼女には特別な何かがあると思う」

マドンナは歴史的なストーンウォールの反乱から50周年を迎える今年、ニューヨークのワールド・プライドに関連したイベントでヘッドライナーを務めることが発表されている。

マドンナは現地時間6月3日に放送されたアメリカのテレビ番組「トゥデイ」の中で、ワールド・プライドの一環として行われるイベント「プライド・アイランド」の6月30日のヘッドライナーを務めることが発表されている。

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